30日のハンセン指数は1.36%安、AI医療関連が急騰!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
30日(水)のハンセン指数は安寄り後、前場はやや持ち直す動きも見られたのですが、前日終値には届かず、後場に入ると売りに押される展開となり、終値は1.36%安、2万5176.93ポイントで引けました。

30日(水)の中国企業指数は1.18%安で引けました。

参考として、2025年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

先週のハンセン指数は24日(木)、終値ベースで2021年11月16日以来の高値を付けた後、一旦利益確定売りに押されています。
米中通商協議が28日(月)、29日(火)の日程で、ストックホルムで開かれました。
中国方の代表である何立峰副首相は「両国の協議団は6月5日に行われた首脳による電話会談のコンセンサスに基づき、経済貿易関係、マクロ経済政策など、双方共通の関心のある議題について、率直に、深く、建設的な交流を行った」、「猶予期間を設けてあった米国側の相互関税率24%部分、中国側の対抗措置について、停止期間をさらに90日間延長する」などと発言しています。
事前の予想通りの結果であったことで30日(水)の本土市場はイベント通過による利益確定売りに押されたとみられます。
本土関連の政策情報なのですが、新華社は30日(水)(北京時間14:03)、「中央政治局会議が同日開催され、今年10月に四中全会の開催を決定した」と発表しました。
四中全会の主要議題は、中央政治局による中央委員会への報告、第15次五か年計画に関する研究報告などとなります。
話を中央政治局会議に戻すと、現在の経済情勢、下半期の経済運営方針が示されました。
現在の経済運営は依然として多くのリスクに直面しており、正確に形成を把握し、危機意識を強め、ボトムラインをしっかりと見極める必要があるなどと、厳しい見方をしています。
ただ、具体的な政策については、目新しい変化は見当たらず、これまで示されたことをしっかりと実行するとしか読めませんでした。
このニュースが発表された後の本土、香港市場ともに、やや調整気味に推移しているので、一部の機関投資家などは気になる部分があったのかもしれません。
個別セクターでは、少し細かいところですが、医療設備・用品、AI医療関連が買われています。
医療設備・用品では中国衛生集団(00673)が48.65%高、杭州啓明医療器械(02500)が18.39%高、華検医療(01931)が15.24%高、AI医療関連では平安健康医療科技(01833)が11.67%高、上海微創医療機器人(02252)が9.26%高など大きく上昇しています。
中国日報は7月3日、国家薬品監督管理局が「先端医療機器イノベーション発展に関する措置」を発表しました。
AI映像診断、手術用ロボット、BMI(脳と機械を接続する機械)など最新のイノベーション医療機器の発展を重点的に支持するといった内容でした。
平安健康医療科技の日足をみると、6月中旬あたりから断続的に大きな買いが入っています。
政策が強化されたこと、AI発展の恩恵が浸透し始めたことなどから、この分野に長期資金が入り始めているように思います。
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