28日の上海総合指数は0.12%高、AI相場の循環物色としてPCB関連が買われる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
28日(月)の上海総合指数は前週末終値付近で寄り付いた後、終日狭いレンジでの値動きとなりました。
終値は0.12%高の3597.94ポイントで引けています。
セクター別では、PCB関連、軍事関連などが買われました。
一方、石炭、鉄鋼、自由貿易港関連などが売られました。

28日(月)の創業板指数は0.96%高となりました。

28日(月)の上海50指数は0.26%高となりました。

先週の上海総合指数は23日(水)、ザラ場で高値3613.02ポイントを付けた後、高値圏での横ばいといった値動きが続いています。
上海、深セン合計の売買代金をみると、22日(火)に1兆8930億元を記録、その後も24日(木)までは1兆8000億元を超える高い水準をキープしていました。
28日(月)は1兆7424億元とやや減ってはいますが、依然として大商いが続いています。
米中関係についてですが、7月28日(月)からストックホルムにおいて米中協議が始まります。
7月25日(金)の段階では、トランプ大統領は、対中関税の暫定緩和期限は8月1日で、もし、協議において何の成果も得られなければ、104%の追加関税を賦課すると発言しています。
また、パナマ運河港湾事業の帰属について、もし、ブラックロックが港湾事業経営権を掌握すれば、直接米中航路便の運航に関するコントロール権を行使し、中国の貨物船1隻について150万米ドルの停留代金を徴収するとしています。
もしこれが現実のものとなれば、中国側のコストは年間で300億米ドル増加することになります。
ただ、27日(日)の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト電子版などは「関税停止期間は3か月延長される見込みである」といった関係者による発言を伝えています(ただし、本土の情報筋からはこうした情報は聞かれませんが)。
28日(月)の上海総合指数は高値圏でのもみ合いの中で短い十字線を付けており、警戒感が出てきたようにも見えます。
さらに、米中協議の見通しには不透明な部分もあります。
ですが、売買代金は高水準を保っており、小型材料株中心の創業板指数は28日(月)、0.96%上昇しており、強い上昇トレンドを維持しています。
また、深セン証券取引所成分株指数は28日(月)に高値を更新しており、本土市場全体としての相場付きは、依然として良好だとみています。
セクター別ではPCB関連の上昇が目立ちました。
深セン市興森快捷電路科技(002436)、鵬鼎控股(002938)、深南電路(002916)、方正科技集団(600601)、宏和電子材料科技(603256)などがストップ高まで上昇しています。
国内開発のAI半導体需要増加、AIの社会実装の進展などが材料視されています。
直近で何か材料があったというよりは、AI関連の循環物色として資金が流入したようなイメージです。
一方、反内巻関連である石炭、鉄鋼や、海南自由貿易区関連で買われていた銘柄などに利益確定売りが出ています。
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