21日の上海総合指数は0.72%高、エンジニアリング機械、セメント、建材などが急騰!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
21日(月)の上海総合指数は窓を開けて高寄りした後、終日強い値動きとなり、終値は0.27%高の3559.79ポイントで引けました。
セクター別では、エンジニアリング機械、セメント、建材などが買われました。
一方、銀行、教育関連などが売られました。

21日(月)の創業板指数は0.87%高となりました。

21日(月)の上海50指数は0.28%高となりました。

上海総合指数は11日(金)、場中で3555.22ポイントの高値を付けた後、一旦日柄調整のような形になったのですが、15日(火)に発表された4-6月期のGDP統計、6月の月次統計の結果を織り込むと、17日(木)以降、21日(月)まで3日続伸となりました。
21日(月)の終値は3560.63ポイントで場中ベースでは昨年10月8日以来の高値を更新しています。
上海、深セン両市場の合計売買代金をみると、1兆7000億元となり、前回の場中高値を付けた11日(金)の1兆7121億元に迫る水準まで増えています。
昨年10月8日の寄付き天井3674.40ポイントに向けて、じわじわと上昇しているといった状況です。
中国経済は不動産不況から抜け出せず、需要不足が依然として深刻な中で、足元の景気対策への期待が高まっています。
これに緊張緩和傾向にある米中関係が加わり、株式市場に資金が流入しています。
セクター別ではエンジニアリング機械、セメント、建材などが買われました。
湘潭永達機械製造(001239)、山河智能装備(002097)、陝西建設機械(600984)、北京金隅(601992)、唐山冀東セメント(000401)、安徽コンチセメント(600585)、中材科技(002080)、北京韓建河山管業(603616)、広東三和管ショウ(003037)などがストップ高まで上昇しています。
工業情報化部は7月18日(金)、記者会見を開き、鉄鋼、非鉄金属、石油化学、建材など十大重点産業の安定的な成長を促すための政策案が間もなく発表されるだろうと発表しました。
具体的には構造調整、供給の最適化、遅れた生産設備の淘汰などが実施される見通しです。
雅魯藏布江下遊水力発電プロジェクトの工事開始式典が19日(土)、李強首相が参加する中で行われました。
総額1兆2000億元の超大型プロジェクトの開始が材料視されました。
習近平国家主席は2024年7月30日、政治局会議において、産業の自律性を強化し、内巻式悪性競争を防止する方針を示し、12月に行われた中央経済工作会議、今年3月に行われた全人代などでもこの方針が示されました。
21日(月)の本土情報をみると、新エネルギー自動車産業における非理性的な競争防止に関する座談会が開かれたとか、市場監管総局がアリババ、美団、京東の三社に対して、電子商務法、反不正当競争法、食品安全法などの規定に基づき、理性的な競争を行うよう指導したなどといったニュースも上がっています。
当局は多方面から需要不足を解消すべく、積極的に政策を打ち出している点が、株式市場全体に資金を引き付ける要因になっているとみています。
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