川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン再び上昇に転じ、このまま堅調な展開を維持するか

2022/08/01

この夏は!

暑さ対策のグッズとして新兵器を手に入れました。なんでも、NASAが開発したもので、一定の温度以下になると、0度以下にならなくても凍るというものです。僕は22度以下になると凍るという商品を購入。これを首にして夏のゴルフを乗り切りたいと思います。

「堅調な展開が続くのか」

先週のレポートでは、AEラインに注目をした。堅調な展開を維持するのであれば、右肩上がりのAEラインに沿って推移していくことが求められたからだ。 しかし、実際には、AEラインから下放れてしまった。ただし、ADラインが下値支持線となり、再び上昇し取引を終えている。

次の注目日は8月1日前後である。

A点水準:約280万円
B点水準:約440万円
E点水準:約380万円

今週のポイントは堅調な展開を維持することが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

D点に注目したい。週明けにD点が位置する時間帯を通過する。したがって、新しい動き、すなわち、どのような動きが出るのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

堅調な展開を維持している。下値支持線としてADラインおよびDEラインが存在している。また、C点が位置する時間帯より上昇に転じているからだ。 この場合、380万円を窺がう動きを期待できる。

(第2シナリオ)

上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。B点が位置する時間帯以降、上値を抑えられている。また、D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、280万円を割り込んでいくことになろう。

雲の中を推移し、先週末には雲の上限に接近。ここでは雲を上抜けることが出来るのか否かがポイントになる。上抜けることが出来たのであれば、強気が広がるのだが。

「節目に到達」

先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、B点が位置する時間帯を通過した後は横這いとなったが、ACラインが下値支持線となり、堅調な展開を維持しBCラインを超えてきた。

次の注目日は8月3日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約30万円
C点水準:約20万円
E点水準:約24万円

今週のポイントは節目に到達したことから、超えることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

CEラインに注目したい。堅調な展開を維持しp点水準の節目を越えていくのであれば、右肩上がりの下値支持線CEラインを割り込むことなく推移していくことが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

堅調な展開が続いている。右肩上がりの下値支持線ACEラインが存在している。また、右肩下がりの上値抵抗線BCラインを超えてきたからだ。 この場合、28万円を窺がう動きになっていこう。

(第2シナリオ)

上値の重たい展開に移行する可能性もある。右肩下がりのBEラインが上値抵抗線として控えている。また、先週末にC点が位置する時間帯に到達。また、週明けにもD点が位置する時間帯を通過することから、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、18万円を試す動きが考えられる。

久しぶりに雲上抜け堅調な展開を維持している。これで雲の下限が下値支持線になることが期待できる。

「新しい流れが出るのか」

先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、A点通過以降ももち合いが続いている。

次の注目日は8月4日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約60円
D点水準:約70円

今週のポイントはもち合いが続くのか、それとも新しい動きが出るのかということである。

<あくまでも個人的見解>

B点に注目したい。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点を通過した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになるからだ。特に5月からもち合いが続いていることからも、もち合い放れには注意をしたい。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。中心点でもあるB点の下方を通過している。しかも、B点を通過した直後に陰線が出現しているからだ。 この場合、40円を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

堅調な展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのCDラインが下値支持線として控えているからだ。 この場合、60円を窺がう動きを求められる。

雲の中を推移してるのだが、この先、雲が薄くなっている。したがって、この雲からどちらの方向に向かうのかに要注目である。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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