-
米国株弱気相場の延長
2023/08/16米国株SP500の相場をチェックしていて、いくつかの発見があった。 まず、23年第3四半期は 2009年3月のリーマンショック安値666からの59四半期目にあたることで、相場が天井を付け反落に転じる日柄であること。 20…
-
米国長期金利はどこまで…
2023/07/12米国長期金利10年物が4%を超えてきた。 筆者の相場観は4%に達しないというものであったが、7月6日には4.08%の利回り高値を見ている。 2020年3月9日の利回り最低0.31%からの13四半期を終え、14四半期目に入…
-
金利の波乱がもたらすチャンスとリスク
2023/06/2617世紀初頭、ヨーロッパ世界は、南米植民地から大量に供給された銀を本位とする大量の貨幣供給でマネーがじゃぶじゃぶになり、1619年イタリアのジェノヴァ(当時はヨーロッパの先進国はイタリア)で1.125%という低金利が出現…
-
長期循環から読み解く円高の兆し
2023/05/12ドル/円相場は昨年10月21日に、どう見ても異常な151円95銭という高値を見た。 なぜこんな高値が出るかといえば、これは1968年3月の米ドル紙切れ化(ドルと金の固定相場の崩壊)からの54年目の日柄からくる相場の長期循…
-
米経済 デフレへの転換
2023/04/19米国の経済指標は、予想通り景気及びインフレーションのスローダウンを見せ始めている。 その割には、米国長期金利はすんなりと下がってこない。 日中あるいは一時的に10年物利回りが3.35%辺りまで見ることはあるが、上がってみ…
-
遂に米国信用不安が姿を現しはじめた
2023/03/152022-23年は、FRBの創設(1913年12月)から108年(54×2)の日柄の上に、さらに109.5年(36.5×3)の日柄もあり、比較的順調に来たFRB が歴史的な失敗をして、クレディビリティーを失うのではないか…
-
金の動き出しの遅れ
2023/02/14相場の日柄で見ると、2020年8月7日の高値2065ドルからの132週目(95.5+36.5)が今週となっている。相場は133の時間から動き出すことが多い。 また昨年3月8日の高値2078ドルからの50週目は来週となって…
-
2023年の始まりは…
2023/01/131月6日発表の米国12月雇用統計は、非農業部門の就業者数は前月から22万3千人増えた。市場予想の20万人を若干上回った。 失業率は前月の3.7%から3.5%へ低下し、昨年9月以来の低水準となった。 今回の雇用統計ではない…
-
どんなに暑い夏も終わるようにドル高も…
2022/11/18米国中間選挙は、結局あまり大きな振れはなく、下院が共和党支配となりそうだが、それでも民主党の善戦といえよう。共和党はもっと圧勝するつもりでいたが、トランプの介入が災いして、思ったほど勝てなかったとトランプに責任を転嫁しよ…
-
NY株の売り時とは…
2022/10/142月24日のロシアのウクライナ侵入からほぼ7月経過して、そろそろこの戦争の影響が薄れてくる時間帯だろう。また、9月の雇用統計は10月7日に発表されたが、これといった変化はみられなかった。 米国経済への本当の影響が表れてく…