若林栄四 ニューヨークからの便り wakabayashi

NYダウが出すシグナル

2024/05/31

\選べるプレゼント!お肉かお米が貰える/ 詳しくはこちら→

\\お肉かお米がもれなく貰える!?// 詳しく見る→

5月20日の高値40077ドルから10日目の30日にはNYダウは38053ドルと5%の下落となった。

主に、消費関連の数字が悪く、それでNYダウが売られている。これは予想通りである。

それに比べてNASDAQ総合指数はほとんど落ちていない。

これは一般消費関連ではなくAI関連のハイテク株が堅調で、それでなかなか落ちてこないのだと思
われる。

ブルンバーグテレビに出ているウォール・ストリートの解説者も、相場について全然心配すること
はないと全くNYダウの下落については無視して、AI関連の投資を視聴者に勧めている。

世の中というのは、現実に事が起こらないと動かないものである。

この解説者も1カ月たったところで、1カ月前の強気の発言を反省することになりそうだ。

株価というのは会社の業績のフローを評価するもののように見えているが、当然株価がどこまでも
上昇するわけではないので、どこかでバリュエイションの問題が出てくる。

そのバリュエイションで見れば、ほとんどの米国の賢人は、買う株がないと嘆いている。

キャッシュ・ポジションを増やしている。

相場が何時までも上がるとみる連中は、フローの話をファンダメンタルズとして金科玉条に掲げて
いるが、本格的なバリュエイション調整が起これば、いくらでもナラティブを変えて、その相場に
相応しい話に切り替える。

ファンダメンタルズは、また時間の問題でもある。

相場は縦軸の価格と横軸の時間の関数である。

筆者の計算では米国株の時間はまさに尽きようとしている。その走りがNYダウである。

AI関連のお祭りは終わる時間帯である。

そこで行き過ぎたバリュエイションの修正が始まる。

何時までもNVIDIAではないのだ。

\嬉しい特典!お肉かお米がもらえる/ 詳細を見る→

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

わかばやし・えいし
若林栄四

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍中。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

ブログランキング

  • にほんブログ村 為替ブログへ

最新の記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし

アーカイブス

無料会員募集中