川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

FOMCの結果を受けてドル全面安。

2022/07/28

ドル/円は直近の日足が上ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなり、上値トライに失敗した形となりました。この反動で下値トライの動きが先行すると見られますが、136.00-10,135.20-30に日足の下値抵抗が控えており、135円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。

135.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、134.50割れで終えた場合は短期トレンドが”ドル弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなります。逆に137.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合はニュートラルな状態に戻します。

ドル買いは135.10-20の押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは134.40に置く必要があります。売りは136.10-20で戻り売り。損切りは136.60で撤退です。

ユーロ/ドルは陽線で終え、上値トライの可能性に繋げていますが、1.0220-30の抵抗を上抜けきれておらず、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.0140-50の押し目待ちとします。損切りは1.0090で撤退です。売りは様子見か1.0200-10で売り狙い。損切りは1.0250で撤退です。1.0050を割り込んで終えた場合は”ニュートラル”な状態に変化、1.0000割れで終えた場合は”再び”弱気”に変化します。

ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなり、前日の陰線の値幅内に陽線が入り込んでいます。下げ渋りの形ですが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、短期トレンドの変化は認められません。買いは様子見です。売りは139.30-40で戻り売り。損切りは140.10で一旦撤退です。140.50超えで終えれば下値リスクが若干後退します。

ポンド/ドルは寄り付き安値の陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げていますが、1.2220-30の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1.2060-70の押し目待ちとします。損切りは1.2020で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見か1.2230に損切りを置くなら1.2170-80で軽く試し売り程度に。これは東京市場で付いています。1.1950を割り込んで終えた場合は”ポンド弱気”に変化します。

ポンド/円は陽線引けとなり、直近の陽線が6/9に付けた168.73を基点として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えていることや、実体を166.00超えに戻しており、上値余地が拡がる可能性が点灯中です。但し、”ダマシ”の可能性を残しているので、166円台を維持して終えるのを確認するまで買いは1日様子見か164円台で軽く買って163.90で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。

豪ドル/円は小幅続伸となりました。短期トレンドは強い状態を保っていますが、95.70-80の抵抗を上抜け、96.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いと見ています。買いは損切りが付いたので1日様子見です。売りは様子見か95.70-80の戻り待ち。損切りは96.20で撤退です。93.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。

昨日はピッツアダバッポで食事会。お店に伺うのは1年振り位かもしれません。感染拡大の最中なので、まだ空いている開店時間の5:30pmに入店し、7:30pm前にはお開きとなりました。生ハムやソーセージの盛り合わせ、フリット、パスタ、ペンネなど次々に運ばれるお料理に舌鼓を打ちながら久しぶりに旧交を温めることができました。最後に出たシラスのピザは絶品でした。激辛オリーブオイルをちょっぴり食べて味変するのも良し、そのまま食べても良しでとても美味しかったです。お店を出るころには席は満席状態でした。

ピッツァダバッボ (PIZZA DA BABBO) – 人形町/ピザ | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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