川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

FOMCを控えて様子見。

2022/07/27

日本時間明日の早朝(28日、午前2時)に発表されるFOMCの金融政策結果待ちで動きが鈍い展開です。0.75%の利上げはすでに織り込み済みとなっていますが、0.5%や1.0%の利上げは想定外のため、マーケットも混乱するかもしれません。

ドル/円は直近の日足が前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに小陽線で終えています。単体では上昇エネルギーの強いものではないので、137円台の抵抗を攻めきれない可能性も高いと見ますが、一方で下値も、135.90-00,135.00-10に日足の抵抗があり、これらを全て下抜けて終えない限り、調整下げの範囲内となります。

短期トレンドは138円台に乗せて終えれば下値リスクがやや後退、138.90-00の抵抗をクリアして139.00超えで終えれば強気の流れに戻して上値余地が拡がり易くなります。逆に135.00割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、134.50割れで終えた場合は短期トレンドが”ドル弱気”に変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。

ドル買いは136.00-10で買って135.60で浅めに撤退するか、135.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは134.40で撤退です。ドル売りは137.40-50で戻り売り。損切りは138.10で撤退です。

ユーロ/ドルは陰線引けとなり1.0240-50の抵抗にぶつかっています。短期トレンドの変化は認められませんが、日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高くなっています。買いは1日様子見か1.0880以下まで引きつけて。損切りは1.0040で撤退です。売りは様子見か1.0200-10の戻り待ちとしています。損切りは1.0250で撤退です。1.0050を割り込んで終えた場合は”ニュートラル”な状態に変化、1.0000割れで終えた場合は”再び”弱気”に変化します。

ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに陰線引けとなりました。138.00-10,137.00-10に強い下値抵抗が控えていますが、全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは139.40-50で戻り売り。損切りは140.20で一旦撤退です。短期トレンドは140.50超えで終えない限り変化しません。

ポンド/ドルは実体の小さい陰線引けとなりましたが、下値を切り上げる流れを維持しています。強い上昇エネルギーも感じられず1.2220-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは1日様子見か、1.1960-70の押し目を軽く拾って1.1930で浅めに撤退です。売りは1.2110-20まで引きつけて。損切りは1.2160で撤退です。1.1800を割り込んで終えた場合は”ポンド弱気”に変化します。

ポンド/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。下値トライに失敗した形終えており、上値トライの動きが強まると見られますが、上値を切り下げる流れから上抜けておらず、165円台の抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは様子見か163.70-80の押し目待ちとします。損切りは163.40で浅めに撤退です。売りは165.00-10で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは165.60で撤退です。短期トレンドは”ニュートラル”な状態ですが、166円台に乗せて終えれば”強気”に変化して一段の上昇へ。逆に163.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、162円割れで終えた場合は”ポンド弱気”に変化します。

豪ドル/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えており、寄り付き水準に戻しています。下値を切り上げる流れを維持していますが、96円台に実体を戻すまでは上値余地も拡がり難い状態です。買いは94.10-20まで引きつけて。損切りは93.80で一旦撤退です。売りは様子見か95.70-80で戻り売り。損切りは96.20で撤退です。93.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。

今日は美味しいから揚げが食べたくて佐々舟ののり弁を注文して取りに行きました。一つでも丁寧に作って下さるので有難いです。今日はもやしとチャーシューのピリ辛炒めが添えてありました。いつもの揚げたて唐揚げ3個、手作り焼売2個、そして沢庵と小梅が付いています。¥800です。今日は暑いせいか、店内では冷やし中華を食べている方が多かったです。

らーめん 佐々舟 – 人形町/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)

88~90年はまさにバブルの頂点でしたね。その時代を知らない方も多いかもしれませんが、今思えばとても面白い時代でした。丁度外銀に転職した頃で仕事も忙しく、パフォーマンスが全ての世界でしたが、その分ボーナスにも反映される時代でした。夜になれば残業が終わって仲間と飲みに出かけるのもしょっちゅうでした。朝も早くて7時前には出社していましたが、当時は若くて体力もあるので疲れ知らず。仕事のストレス発散の食事会は却って翌日にも響かなかったような気がします。当時は女性の服装も結構派手で肩パットが入った上着とタイトスカート、大きめのイヤリングやネックレスなど、アクセサリーもかなり派手でしたね。会食の予定があれば、出勤時に着こなしに気を配り、足元はいつも通りスニーカーで出社。ハイヒールを持って行くか、忘れても机の下に置きハイヒールが常備してありましたっけ。今はジェンダーレスな洋服が多くて着やすいのはとても良いのですが、洋服に緊張感はないですね。後で思えばその頃はバブルそのものでしたが、面白くワクワクが止まらない時代でもありました。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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