川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、強気。クロス円、上値抵抗に注意。

2023/10/02

ドル/円は直近の日足が寄せ線で終え、寄り付き水準に戻しています。下ヒゲがより長く、下値トライに失敗した形で終えており、この反動で上値トライの動きが先行すると見られます。短期トレンドが強い状態を保っており、ドルの押し目買い方針継続です。

但し、148.30-40の抵抗を下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなります。147.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して調整下げ局面入りの可能性が生じます。この場合は145~146円台の下値抵抗の強さを確認する動きへ。

ドル買いは149.00-10の押し目待ちとします。損切りは148.30で撤退です。売りは様子見か150.60に浅い損切りを置くなら150.20-30まで引きつけて軽く売り向かい。

ユーロ/ドルは小幅続伸となりましたが、トレンドが弱く大幅続伸にも繋がり難いと見られます。1.0500-10の強い下値抵抗を守っており、このレベルでの売りも慎重に。買いは様子見か1.0500-10まで引き付けて。損切りは1.0470で浅めに撤退です。売りは1.0600-10で戻り売り。損切りは1.0650で撤退です。短期トレンドは1.07台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0850超えで終えるまでは下値リスクを残します。

ユーロ/円は小幅続伸となり上値余地を探る動きに繋げていますが、揉み合いの域を抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。一方で、下値も157.00-10にやや強い抵抗が出来ており、157円割れで終えるか値動きの中で156.50割れを見ない限り下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見か157.00-10の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは156.40で撤退です。売りは158.00-10で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは158.50で撤退です。159円台を回復して終えれば下値リスクが後退します。

ポンド/ドルは上ヒゲがやや長く寄せ線に近い形の陰線引けとなりました。寄り付き水準に押し戻されていますが、トレンドが弱いので下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは1.2240-50で戻り売り。損切りは1.2290で撤退です。1.2350超えに値を戻せば下値リスクが後退します。

ポンド/円は寄せ線で終え、寄り付き水準に戻しています。上値を切り下げる流れにありますが、180円台の中期的な下値抵抗に跳ね返された流れにあり、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは181.40-50で押し目買い。損切りは180.90で撤退です。売りは1日様子見です。

豪ドル/円は実体が小さく上ヒゲの長い陽線引けとなりました。上値トライに失敗して押し戻されていますが、トレンド自体は強い状態を保っており、押し目買い方針継続とします。若干下押す可能性があるので買いは1日様子見か、95.60-70の押し目待ちとします。これは東京市場で付いています。損切りは95.30で一旦撤退です。売りは様子見か97.10に損切りを置くなら96.70-80まで引きつけて軽く売り向かい。

今日はオフィスの近くに最近できたイタリアンレストランのえびな亭に行ってみました。11:30開店ですが、行ってみると既に開店待ちの人達が並んでいました。ほどなく開店してお席に座ることが出来ました。11:40には満席です。こちらは青森の食材を使ってお料理していると書いてありました。W氏はペペロンチーノ、私は今週のパスタ、秋ナスのボロネーゼにしてみました。フォカッチャとサラダ、食後のコーヒーが付いて1100円です。ボロネーゼソースが細目のパスタに良く絡んでとても美味しかったです。パスタを大盛にしてコーヒー無しにすることもできます。また、コーヒーは前もって言っておけばテイクアウトも出来るそうです。これはリピ確定です。お隣の人達が食べていたイタリア飯丼も美味しそうでした。

えびな亭 – イタリアン&ワインバル (gorp.jp)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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