川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、反転。上値トライの動き。上値抵抗にも注意。

2022/12/06

ドル/円は高値圏で引ける陽線で切り返しており、前日に付けた133.63で一旦底打ち、反転の流れに入った可能性が点灯していますが、上値を切り下げる流れからは抜け出していないので買いは引き付ける必要があります。

日足が140.80超えで終えるまでは、下値リスクにも注意が必要です。また、可能性がやや低い状態ですが、134.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、134.00を割り込んで終えた場合は”ドル弱気”の流れに戻します。

買いは136.50-60の押し目を軽く拾って135.80で撤退するか、135.20-30の押し目待ちとします。この場合の損切りは134.50で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見か138.00-10の吹き値があれば売り狙い。損切りは138.60で撤退です。

ユーロ/ドルは上ヒゲがやや長い陰線引けとなり、上値トライに失敗して押し戻されています。下値を切り上げる流れには変化が認められず、短期トレンドは強気の流れを変えていませんが、小幅続落の可能性が高いので買いは1日様子見か1.0440-50の押し目を拾って1.0390で撤退です。売りは様子見か1.0570-80の戻り待ちとします。損切りは1.0620で浅めに撤退です。1.0350以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。

ユーロ/円は東京市場(9:00am)で前日足から大きく上寄りのスタートとなり、そのまま高値圏で引ける陽線で終えています。この足が、143円台に実体を戻して下値リスクが若干後退しましたが、10/21に付けた148.40を基点として上値を切り下げる流れに変化なく、日足が145.50超えで終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは142.30-40の押し目待ちとします。損切りは141.70で撤退です。売りは様子見か、145.00-10の吹き値があれば売り狙い。損切りは145.60で撤退です。141.50以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。

ポンド/ドルは陰線引けとなり上昇一服となりました。短期トレンドの変化が認められないので押し目買い方針継続としますが、上値トライに失敗して押し戻されているので、買いは1.2120-30の押し目待ちとします。損切りは1.2080で撤退です。これが付いた場合は下値リスクがやや高くなります。売りは様子見です。

ポンド/円は高値圏で引ける陽線で切り返しており、この足が短期トレンドに変化を生じさせています。168円台で終えるまでは下値リスクを残しますが、前日に付けた164.05で一旦底打ち、反転の流れに入った可能性が高く、押し目買い方針で。買いは165.90-00の押し目待ちとしています。損切りは165.40で撤退です。売りは様子見か167.80-90まで引き付けて。168.50で撤退です。

豪ドル/円は陽線で続落を食い止めていますが、上昇エネルギーの強いものではなく、トレンドも弱いままなので、買いは様子見か90.80に損切りを置くなら91.20-30まで引きつけて軽く試し買い程度に。売りは1日様子見か92.10-20で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは92.60で撤退です。90円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

今日も寒い1日です。今日は久しぶりに「田酔(でんすい)」で日替わりを頂いてきました。今日の日替わりは鶏の竜田揚げです。鶏肉は削ぎ切りにしてあり、食べやすく、下味をつけた鶏肉もからっと揚がっていて美味しかったです。ひじきの煮付け、香の物、海苔の佃煮、小梅、名物の大きな出汁巻き卵が付いて¥1100でした。銀シャリご飯はお替り自由。とっても美味しいお米で炊き方も完璧です。

人形町 田酔 (でんすい) – 人形町/割烹・小料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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