川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

リスクオンの動き強まる。ドル/円、小じっかり。クロス円、反落。

2022/01/27

ドル/円は高値圏で引ける陽線引けとなりました。113円台半ばの下値抵抗を守り切った感があり、上値トライの動きが強まると見られますが、トレンドの変化が認められないので、引き付けて売り狙いで。

115.00-10に週足の抵抗が、115.10-20に日足の抵抗がありますが、115.20超えで終えれば下値リスクがやや後退、115.70超えで越週した場合は”ドル強気”の流れに戻します。逆に113.90-00の抵抗を下抜けて終えた場合は、再び下値リスクが点灯します。113円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

ドル買いは114.10-20の押し目待ちとします。損切りは113.70で撤退です。売りは上値余地が若干拡がる可能性があるので、1日様子を見るか114.90-00まで引きつけて。損切りは115.50で撤退です。

ユーロ/ドルは続落。1.1250割れを見て短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻しています。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは1.1270-80で戻り売り。損切りは1.1320で撤退です。上値抵抗は1.1270-80,1.1300-10に、下値抵抗は1.1200-10,1.1160-70にあります。1.1200-10に強い下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は短期トレンドが”ユーロ弱気”に変化します。

ユーロ/円は小陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものです。一方で128円台の下値抵抗も守っており、127円割れを見ない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。短期トレンドが弱いので買いは様子見か127.60-70まで引きつけて。損切りは127.30で浅めに撤退です。売りは129.10-20で戻り売り。損切りは129.60で撤退です。短期トレンドは130.50超えに値を戻せば”ニュートラル”な状態に戻しますが、131.30超えで終えない限り、下値リスクを残します。

ポンド/ドルは反落。1.3440-50の下値抵抗を守っていますが、トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは1.3500-10で戻り売り。損切りは1.3540で一旦撤退です。短期トレンドは1.3650超えで終えない限り変化しません。

ポンド/円は陽線引けとなり上値余地を探る動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れに変化なく、短期トレンドは弱い状態にあります。153.10-20にやや強い抵抗が出来ていますが、下抜けて終えた場合は一段の下落に繋がり易くなります。買いは様子見です。売りは154.40-50で再度戻り売りこれは朝方に付いています。損切りは155.20で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻しますが、156円台に実体を戻して引けるまでは下値リスクを残します。

豪ドル/円は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。上値トライの可能性を残していますが、上値トライに失敗した形となったことや、上値を切り下げる流れにも変化が認められないので、戻り売り方針継続です。買いは様子見か80.70-80まで引きつけて。これは東京市場で付いています。損切りは80.50で浅めに撤退です。売りは81.80-90で戻り売り。損切りは82.30で一旦撤退です。短期トレンドは83円台を回復して引けない限り変化しません。

今日は、朝作ったクロワッサンサンドとカップスープでおしまい。クロワッサンは成城石井で3個入り¥399円のところ¥299でセールしていたものですが、かなり大きいので具材がたっぷり入ります。今日はロースハムと卵焼きをたっぷり挟んできました。以外と相性がいいです。ボリュームたっぷりで、一個でも十分お腹がいっぱいになります。今日は原稿書きで忙しく、眠くならないようにいつもよりは若干少な目です。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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