経済学は役立たず?相場の真実
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日本はお盆休みの時間帯である。
筆者も、長女の一家がオランダに旅行中で、犬の面倒を見るために、長女の家まで1週間出張中である。
そのうちは典型的な郊外の1軒家でマンハッタンから車で30分のリッジウッドというニュージャージー州のベッド・タウンである。概ね固定資産税が2万5千ドル(年間)ぐらいのうちが並んでいる。
8月11日は最高気温32度だが湿度が35%と低いので、犬の散歩もそれほど苦にならない。
8月12日は午前中に7月の消費者物価指数が発表され、その数字が思ったほどのインフレ加速ではないので、株が上昇したりしている。
この消費者物価指数というのをどうやって決めているのか知らないが、NYから30分離れると物価の水準がずいぶん違う。
12日は昼のサンドウィッチを買うために犬の散歩を兼ねて、町の目ぬき通りのデリでハム・サンドウィッチをオーダーしたが、マンハッタンの近所のデリで買うと10.5ドルのサンドウィッチ(1554円)が、この郊外の町では6.5ドル(962円)とずいぶん違うものである。こうした環境の中で指数が2.8の予定が実数2.7で、インフレはさほどでもないという議論は馬鹿げていると思われる。
おまけにこれらの数字が大統領の気に入らないと、発表した役所の長が首になったりするめちゃくちゃな世界である。
こうした無茶苦茶な世界の数字をファンダメンタルズと称して分析して見せるのが、エコノミストという人種である。だからどうだというのだ。だからどうなるというのだ。
その辺のところはエコノミストはあえて言わない。まったく発言に責任を持たない連中をエコノミストというのだ。
相場はファンダメンタルズで動いているのではない。説明する道具として使われるだけである。そもそも相場は説明とはなじまない。ある日突然宇宙のルールで大きく動くのである。前触れはない。これが相場だ。だから過去の相場の動きから宇宙のルールを発見することが大事なのである。
大学で経済学のPHDを取ることは殆ど何の役にも立たないのである。経済学ほど役に立たない学問はほかにないだろう。ノーベル経済学賞というのがほかのノーベル賞と比べて全く尊敬されないのは、そもそも経済学というのが学問の態をなしていないからである。
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