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ドル全面高、円全独歩安の展開続く。

2026/07/24

ドル円は寄付き安値の陽線引けとなり、トレンドは非常に強い状態を保っています。但し、162円台を割り込んで終えた場合は日足の形状がやや悪化して下値余地が若干拡がり易くなります。161.50以下で終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が生じます。

ドル買いは163.20-30の押し目待ちとします。損切りは162.80で一旦撤退です。売りは様子見か164.60-70まで引きつけて。損切りは165.10で撤退です。

日足の上値抵抗は164.00-10,164.60-70,165.00-10に、下値抵抗は163.10-20,162.70-80,162.40-50,162.00±10銭にあります。

ユーロ/ドルは陰線引けとなり、この陰線が1.1400を実体ベースで割り込んでおり、新たな下落リスクが生じています。買いは様子見です。売りは1.1400-10で戻り売り。損切りは1.1440で撤退です。上値抵抗は1.1400-10,1.1420-30, 1.1460-70に、下値抵抗は1.1350-60,1.1320-30,1.1300-10にあります。短期トレンドは1.1570-80の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクがより高い状態です。

ユーロ/円は小幅続伸。ユーロの対ドルでのトレンドが弱いため急伸には繋がり難いものの、トレンド自体は強い状態を保っています。買いは185.90-00で押し目買い。損切りは185.30で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は186.80-90,187.20-30,187.70-80に、下値抵抗は186.10-20,185.90-00,185.50-60,185.00-10にあります。185円台を割り込んで終えた場合は日足の形状がやや悪化して下値余地がもう一段拡がり易くなります。183円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/ドルは続落し、5手連続陰線引けとなりました。1.3300-10の下値抵抗を守って終えていますが、短期トレンドがやや弱く反発余地が限られる展開が予想されます。買いは様子見です。売りは1.3350-60で戻り売り。損切りは1.3400で撤退です。上値抵抗は1.3350-60,1.3390-00,1.3430-40,1.3470-80に、下値抵抗は1.3300-10,1.3270-80,1.3250-60にあります。短期トレンドは1.35台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.3540-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。

ポンド/円は寄せ線で終え、寄り付き水準に戻しています。上ヒゲがやや長く上値トライに失敗して押し戻されており、上値余地が限られる可能性がありますが、トレンド自体は崩れておらず、反発に転ずる可能性に繋げています。但し、217.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。この場合でも213円台を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内です。買いは217.80-90で押し目買い。損切りは217.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は218.50-60,218.90-00,219.20-30,219.50-60に、下値抵抗は217.80-90,217.40-50,216.60-70,216.00-10にあります。

豪ドル円は小陽線で終え、上値余地を探る動きが継続中ですが、直近の陽線が上昇余力に欠けるものであることや、114.40-50の抵抗をクリアし切れておらず、小反落の可能性があります。買いは1日様子見か113.90-00で軽く買って113.50で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は114.40-50,114.80-90にありますが、全て上抜けて終えれば一段の上昇へ。下値抵抗は113.90-00,113.50-60,113.10-20,112.70-80にあります。113円台を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。

日経平均株価は中東情勢を嫌気した海外市場での下落を受けて反落してスタートしています。63,300~63,400円に週足の下値抵抗が控えており、ここまでは調整下げの範囲内ですが、63,000円を割り込んで終えた場合は60,000円方向への新たな下落リスクが生じます。また、反発に転じても68,700円超えに値を戻すまでは下値リスクを残します。

NYダウも日足の形状が悪化して下値リスクが点灯中です。51,300㌦台に日足の下値抵抗がありますが、これを切り崩して51,000㌦台を維持できずに終えた場合は50,000㌦方向への新たな下落リスクが生じます。中期トレンドは48,000㌦を割り込んで終えない限り、大きく変化しません。また、52,900㌦台を回復して引ければ強気の流れに戻します。

SP500は前日足から下寄りした位置に実体の小さい陰線で終えています。単体では下げエネルギーの強いものではなく、7350-60,7300-10の下値抵抗を守り切って反転に繋がる可能性を残していますが、7,230-40の抵抗を下抜けて終えた場合は7,000方向への新たな下落リスクが生じます。7,550超えで終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。

Nasdaqは上値を切り下げる流れに入っており、下値リスクが高い状態です。24,950~24,960の下値抵抗を終値ベースで守っていますが、下抜けて終えた場合は24,500近辺の下値抵抗を切り崩しつつ、23,500~24,000近辺まで下値余地が拡がる可能性が生じます。短期トレンドは26,000台を回復して終えない限り、下値リスクがより高い状態です。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。
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