川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、反発余地を探る動き。上値抵抗にも注意。クロス円、上値余地が限られる可能性。

2026/04/20

ドル/円は直近の日足が実体の小さい陰線引けとなり反落して終えました。この陰線の下ヒゲが長く、下値トライに失敗して押し戻された形となったことから、この反動で週初は反発余地を探る動きが強まると見られますが、3/27に付けた160.41を直近高値として上値も切り下げており、159.70-80の抵抗をしっかり上抜けて終えるまでは下値リスクを残した状態です。また、160.20-30の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。一方で下値も、158.40-50,158.00-10にやや強い下値抵抗が出来ており、これらを全て下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い渋滞です。

一方週足を見ると、3週連続陰線引けとなり、上値を若干切り下げ始めています。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗が159.80-90にありますが、これをしっかり上抜けて越週した場合は、新たな上昇エネルギーを得て2024年7月に付けた161.95をトライする動きが強まり易くなります。逆に157.80-90に週足ベースで見た強い抵抗がありますが、これを下抜けて越週した場合は新たな下落リスクが生じます。

日足の形状が安定しておらず、ドル買いは1日様子見か158.50-60で押し目買い。損切りは157.90で撤退です。ドル売りは159.40-50で戻り売り。損切りは160.20で撤退です。

日足の上値抵抗は159.10-20,159.40-50,159.70-80,160.20-30に、下値抵抗は158.50-60,158.00-10,157.00-10にあります。

ユーロ/ドルは実体が小さく上ヒゲの長い陰線引けとなりました。上値トライに失敗した影響がより強いものであることや、1.18台前半の強い抵抗を上抜けられずに押し戻されており、下値リスクがやや高くなっています。トレンドの変化は認められませんが、もう一段押す可能性が高いと見られ、買いは様子見か1.1720-30で押し目買い。損切りは1.1680で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1760-70,1.1800-10,1.1830-40,1.1870-80に、下値抵抗は1.1720-30,1.1700-10,1.1660-70にあります。1.1600を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

ユーロ/円は陰線引けとなり187円台を維持できずに終えています。短期トレンドの変化は認められませんが、下げ余力を残した状態にあるので買いは1日様子見か186.00以下で軽く押し目買い。損切りは185.40で撤退です。売りは様子見か188.20に損切りを置くなら187.50-60の戻りを待って軽く試し売り程度に。上値抵抗は187.20-30,187.60-70,188.00-10に、下値抵抗は186.20-30,186.00-10,185.50-60にあります。全て下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも182円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内です、

ポンド/ドルは、実体が小さく上ヒゲの長い陰線引けとなりました。3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、トレンドの崩れは認められません。直近の日足が上値トライに失敗して大きく押し戻された形となったことから、今日については反発余地が限られる可能性が高いと見られます。買いは1日様子見か1.3410-20まで引きつけて。損切りは1.3370で一旦撤退です。売りは1.3550-60の戻り待ちとします。損切りは1.3610で撤退です。上値抵抗は1.3510-20,1.3550-60,1.3570-80,1.3620-30に、下値抵抗は1.3450-60,1.3410-20,1.3380-90にあります。1.3350以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

ポンド/円は陰線引けとなり続落して終えています。トレンドの変化は認められませんが、下値余地が若干拡がる可能性があるので、買いは1日様子見か213.90-00で押し目買い。損切りは213.40で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は214.60-70,215.10-20,215.60-70に、下値抵抗は214.00-10,213.60-70,213.00-10にあります。213.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、212円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、210円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

豪ドル/円は実体が小さい陰線引けとなりました。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが114円台の抵抗をこなしきれずに反落しており、114.50超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは113.20-30の押し目待ちとします。損切りは112.60で一旦撤退です。売りは様子見か、114.60に損切りを置くなら114.20-30で軽く戻り売り。上値抵抗は114.00-10,114.40-50,114.80-90に、下値抵抗は113.20-30,113.00-10,112.70-80にあります。112円を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

先週末は法事で富山を往復して来ました。私の田舎の城端は越中の小京都といわれており、周りが山に囲まれていて自然豊かで静かな街です。普段は人が殆ど居ない街ですが5月になると城端曳山祭りが催され、全国から沢山の観光客が押し寄せて小さな町が一気に人で一杯になります。繊細な彫りと塗りが施された山車は豪華で今の時代では作れないもの。御神像を乗せた6台の山車と、獅子舞や神輿などが街中を練り歩きます。神迎え行列というそうですが県内で行われるのはここだけだそう。
「庵屋台」が6台のそれぞれの山車を先導し、その中では、笛、三味線の音色にのせて 城端独特の「庵唄」が唄われます。山車(ここでは「やま」と呼んでいます)は力強さ、庵屋台の中での演奏は優しい音色で神聖な感じがします。なかなか見応えがありますよ。本祭り5月5日の前日の4日の夜は提灯山と言って山車に乗せられる神様たちが祀られているのを街の端から順々に見ることが出来ます。昼間と全く異なりまた風情があります。年に一度の曳山祭りに機会があったら是非いらしてみてください。

城端曳山祭|ユネスコ無形文化遺産|国重要無形民俗文化財|富山県南砺市

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。
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