ドル/円は直近の日足が大陽線となり、この足が135.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けており、新たな上昇トレンド入りしています。強い上値抵抗が136.50-60にありますが、136.70超えで終えれば137～138円ゾーンの抵抗をトライする動きへ。逆に可能性がまだ低いと見ますが、134.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して、先週末に素通りした133.50～134.50ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。この場合でも131円を割り込んで終えない限り、“ドル弱気”に変化しません。

トレンドが強い状態を保っているので浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。ドル買いは135.60-70の押し目待ちとしています。急落した場合の下値余地を135.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で134.80，深い場合は、“ニュートラル”な状態に戻す134.40に置く必要があります。トレンドが強いのでドル売りは様子見です。

ユーロ/ドルは実体が小さい陰線引けとなり、小幅続落して終えています。下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを守っており、押し目買い方針継続です。買いは1.0980-90で押し目買い。損切りは1.0940で一旦撤退です。売りは様子見です。1.0910以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。1.0850以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。逆に1.1100超えで終えれば一段の上昇へ。

ユーロ/円は高値圏で引ける大陽線が出ており、短期トレンドは非常に強い状態を維持しています。150円台の節目にありますが、トレンドが強いので値ごろ感からの売りは控えて押し目買い方針継続です。買いは150.20-30の浅い押し目を拾って149.80で浅めに一旦撤退するか、149.50-60の押し目待ちとします。下値余地を149.30近辺まで見て置く必要があります。この場合の損切りは浅い場合で148.90，深い場合は148.40で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは147.50を割り込んで終えない限り、変化しません。

ポンド/ドルは続伸。1.2530超えで終えており、一段の上昇に繋がる可能性が生じています。押し目買い方針で。買いは1.2520-30で押し目買い。損切りは1.2470で一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.2350を割り込んで終えない限り、変化しません。

ポンド/円は高値引けの大陽線の出現となり、強い上昇エネルギーが働いた状態です。急騰の後で一呼吸置く可能性がありますが、トレンドが非常に強い状態を保っており、押し目買い方針継続です。買いは171.20-30で押し目買い。損切りは170.80で浅めに一旦撤退撤退です。売りは様子見です。170円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが166円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。

豪ドル/円は高値引けの大陽線が出て上値トライの可能性に繋げています。90円台に実体を戻しており、下値リスクが若干後退しています。91.10超えで終えれば短期トレンドが変化して92円台半ばにある一段と強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。買いは89.70-80の押し目待ちとしています。損切りは89.20で一旦撤退です。売りは様子見か90.90-00まで引きつけて。これは東京市場で付いています。損切りは91.30で撤退です。88.00を割り込んで終えた場合は“弱気”に変化します。