川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

リスク回避の動きが再燃

2023/03/20

ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、前日のタクリ足の陽線を切り崩して終えています。前日の下値トライに失敗した流れを打ち消して下値リスクがより高い状態ですが、130.80-90に週足の抵抗が、130.00-10に日足の抵抗が控えており、131.00以下の売りも慎重に臨む必要があります。

但し、130.00を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。逆に134.00超えで終えれば”ニュートラル”な状態に戻しますが、135.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。

ドル買いは様子見か130.00-10まで引きつけて。損切りは129.40で撤退です。損切りが付かない場合でも130円を割り込んで終えた場合は買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは133.00-10の戻り待ちとしています。損切りは133.60で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは小幅続伸。2/2に付けた1.1033を基点として上値を切り下げてきた流れからは若干上抜けた状態ですが、”ダマシ”となる可能性があり、1.0750超えで終えるまでは下値リスクにも警戒が必要です。買いは1日様子見か1.0610-20の押し目待ちとしています。損切りは1.0560で撤退です。売りは1.0730-40で戻り売り。損切りは1.0760で浅めに撤退です。1.0400を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

ユーロ/円は陰線引けとなり。続伸に繋げられずに終えています。前日の陽線が下値トライに失敗したことや、この陽線の値幅内に留まっており、突っ込み売りにも注意が必要ですが、142.50-60超えに強い抵抗があり、144円超えで終えるまでは、下値リスクにも注意が必要です。また、140円台を割り込んで終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が生じます。買いは140.00-10まで引きつけて。これは東京市場で付いています。損切りは139.50で撤退です。売りは141.50-60の戻り待ち。これは東京市場で付いています。損切りは142.20で撤退です。

ポンド/ドルは陽線引けとなり、続伸して終えており、上値トライの流れにあります。1.2200-10に日足の上値抵抗がありますが、実体ベースで上抜けて終えれば一段の上昇へ。買いは1.2140-50で押し目買い。損切りは1.2090で撤退です。売りは様子見です。1.2000を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/円は陰線引けとなり上値トライに失敗しましたが、160.00-10の抵抗を守って終えました。しかし、東京市場引け後に160円割れを見ており、下値リスクが点灯中です。160円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、159.50以下で終えるか159.00割れを見た場合は”ポンド弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。逆に、164円台を回復して終えれば下値リスクがやや後退、165.50超えで終えれば”強気”に変化して一段の上昇へ。

豪ドル/円は反落。前日のタクリ足の陰線とは逆に、上ヒゲがやや長く上値トライに失敗した形となりました。単体では下値リスクがやや高いものですが、88円台の下値抵抗を守っており、突っ込み売りに注意が必要です。買いは88円割れを見て様子にに転じています。売りも1日様子見です。88.20-30に上値抵抗が出来ています。

今日のランチは久しぶりにユニオンサンドヤードでランチ。お代わり自由の野菜ジュースは以前と変わらずでした。ニンジンのラぺと野菜サラダ。そして今日は豚肉のローストがメインのランチにしました。玉ねぎとお醤油ベースのソースが厚い肉にぴったりです。美味しかったです。¥1350。食後のコーヒー¥450も追加してランチ会をたっぷり楽しんできました。コーヒーもアメリカンサイズでした。

ユニオンサンドヤード (UNION SAND YARD) – 人形町/ダイニングバー/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

ブログランキング

  • にほんブログ村 為替ブログへ

最新の記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし

アーカイブス

無料会員募集中