川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、押し目買い。クロス/円、まちまち。

2022/12/19

ドル/円は大陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。138.30-40に日足の上値抵抗がありますが、138.40超えで終えれるか、138.50-60の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドを”ドル強気”に戻して来週以降一段の上昇に繋がり易くなります。逆に136.50-60,136.00-10に日足の抵抗がありますが、136.00を割り込んで終えた場合は、”ニュートラル”な状態に戻して135円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。この場合でも134.50以下で終えない限り、”ドル弱気”に変化しません。

ドル買いは137.00-10で押し目買い。これは東京市場で付いています。下値余地を136.70-80近辺まで見て置く必要があります。損切りは136.40で撤退です。売りは様子見か、138.60に浅い損切りを置き、138.20-30で軽く売り向かい。

ユーロ/ドルは陰線引けとなり、上値トライに失敗して押し戻されて終えていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、調整下げの範囲内に留まっています。1.0630超えを維持して終えれば来週も上値トライの動きが継続します。今日については上値トライに失敗した反動で下値余地が若干拡がる可能性があるので、買いは1日様子見か1.0550-60の押し目があれば買い狙い。損切りは1.0490で撤退です。トレンドが強い状態を保っているので、ユーロ売りは様子見か1.0690-00まで引き付けて。損切りは1.0740で浅めに撤退です。1.0500を割り込んで終えた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。

ユーロ/円は大陽線の出現となり、この足が10/21に付けた148.40を直近高値として上値を切り下げて来た流れからしっかりと上抜けた位置で終えています。新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯しており、押し目買い方針継続です。買いは145.60-70の押し目待ちとしています。損切りは144.90で撤退です。売りは様子見です。可能性が低いと見ますが、144.50以下で終えた場合は新たな上昇トレンド入りの可能性を打ち消します。

ポンド/ドルは高値圏から値幅の大きい陰線が出ており、下値リスクが高いものです。下値を切り上げる流れを崩しておらず、調整下げの範囲内ですが、1.2000を割り込んで終えるか値動きの中で1.1950割れを見た場合は短期トレンドが変化します。続落の可能性が高いので買いは1日様子見とします。売りも様子見か1.2340-50の吹き値があれば売り狙い。損切りは下値リスクが後退する1.2410で撤退です。

ポンド/円は陰線引けとなり、上値を若干切り下げる流れに入っています。下値を切り上げる流れも維持していますが、167円を割り込んで終えた場合は165円前後の足元を固め直す動きへ。下値リスクがやや高いので買いは1日様子見です。売りは168.70-80で戻り売り。損切りは169.20で浅めに撤退です。164円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。逆に169円台を回復して終えれば強気の流れに戻して一段の上昇へ。

豪ドル/円は陰線引けとなり上値を切り下げる流れにあります。下値リスクがより高いので買いは1日様子見です。売りは92.80-90の戻り待ちとします。損切りは93.20で撤退です。

今日のランチは久しぶりにオフィスに見えたお客様とかつ好でランチ。ヒレの150グラムをガッツリ頂きました。ご飯を少な目にして頂きましたが満腹です。もたれ感がないのが嬉しいです。相変わらず美味しいトンカツです。

かつ好(かつよし) 日本橋人形町 (katuyoshi.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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