川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、押し目買い。

2022/10/04

ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、続伸に繋げられずに終えています。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、144.80-90の日足の抵抗を終値ベースで上抜けておらず、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。145.00超えで終えれば146円トライへ。144.00を割り込んで終えた場合は、下値余地が若干拡がり易くなり、143円台の抵抗を試す動きへ。さらに142.50割れを見た場合は短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻して142.00以下の下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。
値動きの収縮が認められることから一方向へ動き出す可能性にも注意が必要でしょう。

ドル買いは144.20-30で押し目買い。損切りは143.80で一旦撤退です。トレンドが強い状態にあるので、売りは様子見です。

ユーロ/ドルは小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。上昇エネルギーの強いものではありませんが、0.9850超えで終えれば日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなります。この場合でも中期トレンドがまだ弱く1.0150超えで終えるまでは下値リスクを残します。買いは0.9750-60の押し目待ちとします。損切りは0.9720で浅めに撤退です。売りは1日様子見です。.

ユーロ/円は実体の小さい陽線引けとなり、この足が9/12に付けた145.64を直近高値とする短期的なレジスタンスラインを若干上抜けた位置で終えており、上値余地がもう一段拡がる可能性が生じています。買いは141.60-70で押し目買い。損切りは141.00で一旦撤退です。売りは様子見か144.10に損切りを置くなら143.50超えまで引きつけて軽く売り向かい。140.00以下で終えた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。

ポンド/ドルは高値圏で引ける陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。底打ち、反転の流れですが、中期トレンドがまだ弱く上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.1200-10の押し目待ちとします。損切りは1.1160で一旦撤退です。売りは様子見です。1.1100を割り込んで終えた場合は”ニュートラル”な状態に戻します。逆に1.1600超えで終えれば一段の上昇へ。

ポンド/円は続伸。下値を急角度で切り上げており、短期トレンドを”強気”の状態に戻していますが、166円超えで越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは162.90-00の押し目待ちとします。損切りは162.40で撤退です。これが付いた場合はニュートラル”な状態に戻します。売りは様子見です。

豪ドル/円は高値引けの陽線となり、前日の下げ幅を取り返しています。この陽線が9/13に付けた93.80を直近高値とする短期的なレジスタンスラインを若干上抜けて位置で終えており、下値リスクが後退しています。上値トライの動きが強まると見られますが”ダマシ”となる可能性もあるので、買いは1日様子見か93.50-60の押し目があれば買い狙い。これは東京市場で付いています。損切りは93.00で撤退です。売りは様子見です。

今日はお天気が良いですが、南風で蒸し暑くすっきりしない日。こんな日は少し辛めのカレーでスッキリしたい感じです。とうわけで、今日のランチは2年振りのココ壱番屋のシーフードカレーをテイクアウトしました。辛さは「2」にしてみました。シーフードカレーは普通でもやや辛めですが、「2」はやっぱり辛いです。でも今日のような天気にはとても合って美味しかったです。¥851でした。

魚介類のカレー | ココイチのメニュー | カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

ブログランキング

  • にほんブログ村 為替ブログへ

最新の記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし

アーカイブス

無料会員募集中