川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、上下の抵抗を抜けきれず。クロス/円、強気を維持。

2022/09/13

ドル/円は直近の日足が実体が小さい陽線引けとなり、続落を食い止めていますが、2手前の大陰線を上抜けて終えるまでは下値リスクがより高い状態です。一方で、下値を切り上げる流れを維持しており、調整下げの範囲内に留まっていることから、142.00以下の売りも慎重に臨む必要があります。但し、141.00-10の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して140円割れトライの動きが強まり易くなります。144.00超えで終えれ場下値リスクが後退、145.00超えで終えれば一段のドル上昇に繋がり易くなります。

ドル買いは141.70-80まで引きつけて押し目買い。損切りは141.30で浅めに一旦撤退です。売りは143.60-70の戻り待ちとしています。損切りは144.20で撤退です。

ユーロ/ドルは小幅続伸となりました。直近の陽線の上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形となったことや、2/10に付けた1.1495を基点とする中期的なレジスタンスラインを上抜けきれずに終えており、1.0250超えで終えるまでは下値リスクを残した状態にあります。一方で9/6に付けた0.9864で一旦底打ちした可能性が高くなっており、押しは一旦買い場と見ます。買いは1.0080-90で押し目買い。損切りは1.0030で撤退です。売りは様子見です。0.9950以下で終えた場合は再び下値リスクが点灯します。

ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、この足の上ヒゲが長く、上値トライに失敗して押し戻された形となっており、若干下押す可能性があります。買いは1日様子見か143.90-00まで引き付けて。損切りは143.40で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドが変化します。売りは様子見です。

ポンド/ドルは続伸。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、直近の陽線が8/10に付けた1.2276を戻り高値とする短期的なレジスタンスラインを上抜けた位置で終えており、短期トレンドが変化しています。売りは様子見に転じます。一方で直近の陽線が1.1700-10の上値抵抗にぶつかっており、若干押す可能性があるので、買いは1.1620-30の押し目待ちとしています。損切りは1.1570で撤退です。

ポンド/円は陽線で切り返して上値トライの流れに乗せています。短期トレンドが強い状態を維持しており、押し目買い方針継続です。168円台に強い上値抵抗がありますが、169円台乗せで終えれば一段の上昇へ。買いは166.10-20で押し目買い。損切りは165.30で撤退です。売りは様子見です。165.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。

豪ドル/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、対米ドルで底打ち、反転の流れに入っており、豪ドル/円も下値余地が限られ易い状態です。買いは97.80-90の押し目待ちとします。これは東京市場で付いています。損切りは97.30で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは96.00以下で終えない限り変化しません。

今日のランチはももふくの焼き鳥弁当をテイクアウトしました。今日は3人分で、お隣の社長さんもJoinです。まだ暖かくて美味しい。見た目、味、そして包装も丁寧。いかにも美味しそうに見える包装もお店の心意気が感じられます。定期的に食べたくなるお弁当です。¥900です。9/20から¥1000に値上げになるそうです。よく頑張ってくれました。仕方ないですね。

ももふく – 日本橋人形町の焼き鳥店 (business.site)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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