川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、上値の重い展開。押し目買い方針変わらず。クロス円、堅調。

2022/07/19

ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、小幅続落となりましたが、下げエネルギーの強いものではなく、日足、週足ともに形状は悪化していないので、ドルの押し目買い方針継続とします。一方上値も、139.60~139.80ゾーンにやや強い抵抗が出来ており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難いでしょう。

137.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻して下値余地がもう一段拡がり易くなりますが、134円割れで終えない限り、調整下げの範囲内となります。逆に140円台に乗せて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなります。

ドル買いは138.00-10で押し目買いこれは東京市場で付いています。損切りは137.40で一旦撤退です。売りは様子見です。

ユーロ/ドルは小幅続伸となりましたが、直近の陽線が1.0200の壁にぶつかって押し戻されています。一方で1.0880-90にやや強い下値抵抗が出来ており、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは1.0110-20で押し目買い。損切りは1.0070で撤退です。売りは様子見か、1.0190-00まで引きつけて。損切りは1.0220で浅めに撤退です。1.02台に実体を乗せて終えれば日足の形状が改善して上値余地がさらに拡がり易くなります。

ユーロ/円は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。上値トライに失敗した形ですが、141円台に乗せて終えることが出来れば下値リスクがやや後退、142円台で越週すれば”強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。買いは139.80-90で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは139.30で撤退です。売りは様子見です。138円割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。

ポンド/ドルは前日足から上寄りのスタートとなり、そのまま陽線で終えましたが、上ヒゲがやや長く、1.20台乗せにも失敗して押し戻されています。一方で1.1840~1.1860の足元がしっかりしており、1.1800を割り込んで終えない限り、下値余地が拡がり難く、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは1.1900-10の押し目待ちとします。損切りは1.1830で撤退です。売りは様子見か1.2060に損切りを置くなら1.2020-30まで引きつけて軽く売り向かい。1.2020超えで終えれば日足の形状が安定しますが、1.2220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。また、1.1800を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。

ポンド/円は陽線引けとなりましたが上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形で終えています。一方で、下値を切り上げる流れを維持しており、164円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。但し、166.50超えで終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。目先は、押し目買い方針継続とします。買いは164.80-90で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは164.30で撤退です。売りは様子見です。

豪ドル/円は寄せ線に近い形の足で終えていますが、上ヒゲがやや長く上値トライに失敗した影響をより受けやすい形です。下値を切り上げる流れを維持していますが、今日の所は上値余地も拡がり難いでしょう。買いは93.80-90で押し目買い。損切りは93.50で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは92円割れで終えない限り変化しません。

今日のランチはお寿司にしました。第七波の東京なので11:30ちょっとすぎに橡の木さんへ一番乗りです。カウンター席の端っこに座って握り寿司を頂いてきました。中トロ、穴子が今日はとても美味しかったです。7貫と厚焼き玉子2個、お椀と水ナスのサラダが付いて¥2200でした。

寿司 とちの木 – 人形町江戸前寿司 貸切 (gorp.jp)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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