川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、上値の重い展開。下値抵抗にも注意。クロス/円、強気を維持。

2022/01/13

ドル/円は陰線引けとなり上値を切り下げる流れから抜け出せない状態です。115円割れで終えており日足の形状が悪化していますが、114.50-60の抵抗を下抜けても、114.20-30に日足、週足ベースで見たさらに強い下値抵抗があり、これを割り込んで越週するか、114円割れを見ない限り、調整下げの範囲内となります。

一方上値も、115.50-60,116.10-20にやや強い抵抗が出来ており、これらを全て上抜けて来ないと上値余地も拡がり難くなっています。

ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か114.40-50で押し目買い。損切りは113.90で撤退です。ドル売りは様子見か115.70に損切りを置くなら115.30-40まで引きつけて軽く戻り売り。

ユーロ/ドルは高値圏で引ける陽線引けとなりました。上値を切り下げる流れからは上抜けきれていませんが、1.14台で終えたことにより短期トレンドが変化し始めており、昨年11月に付けた1.1186で大底を確認した可能性が高くなっています。短期戦略をユーロの押し目買い方針に転換します。買いは1.1390-00で押し目買い。下値余地を1.1360近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1340で撤退です。売りは様子見に転じます。短期トレンドは1.1250割れで終えない限り変化しません。

ユーロ/円は値幅の小さい陽線引けとなりましたが、上昇エネルギーの強いものではなく、またドル全面安の流れにあるので、急伸にも繋がり難いと見られます。買いは130.30-40の押し目待ちとします。損切りは129.80で撤退です。売りは様子見か131.90-00まで引きつけて。損切りは132.30で撤退です。短期トレンドは129.50割れで”ニュートラル”な状態に戻します。

ポンド/ドルは続伸。高値圏で引ける陽線が出ており、短期トレンドは強い状態を維持しています。強い上値抵抗ポイントにあるので引き続き買いも慎重に。1.38台で越週した場合は下値リスクが後退します。買いは1.3630-40の押し目待ちとします。損切りは1.3580で撤退です。売りは浅い損切りが付いたので様子見か1.3810-20の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.3840で浅めに撤退です。1.3500割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/円は小反落しましたが、トレンドは強い状態を保っています。上値抵抗にもぶつかっているので、買いは156.50-60の押し目待ちとします。損切りは155.80で撤退です。売りは1日様子見です。155.50割れを見た場合は短期トレンドが変化します。

豪ドル/円は続伸。84円超えトライの可能性に繋げていますが、84.40超えで終えるまでは下値リスクへの警戒も必要でしょう。買いは83.00-10の押し目待ちとします。損切りは82.70で浅めに一旦撤退です。上値余地がもう一段拡がる可能性が高いので、売りは1日様子見か83.90-00まで引きつけて。損切りは84.40で撤退です。84.50超えで終えれば一段の上昇へ。逆に82円割れで終えた場合は、短期トレンドが変化します。

今日のランチは今年初めての「アンキットの気持ち」のチキンカレーをテイクアウトしました。昨年と変わらず¥500です。スパイシーで鶏肉がホロホロになるまで煮込まれていてとっても美味しかったです。

インディアンレストラン アンキットの気持ち – 人形町/インドカレー/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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