川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン、週明けの動きに要注目

2024/04/01

いきなり夏?

今年の冬は長かった。しかも、風の強い日が多く、寒さをより感じる日が多かった。桜の満開が遅いのもわかる。ところが、突然、夏がやってきた。1週間前にはカイロをしのばせてゴルフをしていたのだが、今日は半袖でプレイが出来た。これを異常気象というのか否かはわからぬが、身体に応える天気である。

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「週明けの動きに注目」

高値示現後、右肩下がりのADラインが上値抵抗線となっていたのだが、下値支持線としてのBDラインを確認すると再び上昇に転じADラインを超えてきた。

次の注目日は4月6日前後である。

A点水準:約1150万円
B点水準:約900万円

今週のポイントは週明けの動きに要注目ということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。上値抵抗線として存在していたADラインを超えて右上に新しいペンタゴンの中に入ってきた。
この場合、1200万円を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。と同時に、右肩下がりのCDラインが上値抵抗線として存在しているからだ。 この場合、900万円を割り込んでいくことが考えられる。

<一目均衡表>

遅行スパンが26日前のローソク足に接近したのだが、上昇に転じたことからローソク足とのクロスは回避された。ただし、引き続き遅行スパンとローソク足の位置関係に注目をしたい。

「堅調な展開を維持出来るのか」

『時間の逆行』状態の中で高値を示現したイーサリアムは、その後大きく値を下げてきた。しかし、右肩上がりのABCラインに沿って上昇。C点が位置する時間帯にC点に引き寄せられた。

次の注目日は4月5日前後である。

A点水準:約40万円
B点水準:約49万円
C点水準:約56万円
D点水準:約51万円

今週のポイントは堅調な展開を維持出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
CEラインに注目したい。堅調な展開が続くのであれば、上値抵抗線として存在しているCEラインを超えていくことが求められるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。B点が位置する時間帯を通過した後も値を上げている。また、中心点D点の上方を推移しているからだ。
この場合、高値を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性がある。C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線としてCEラインが存在しているからだ。
この場合、45万円を割り込んでいくことが考えられる。

<一目均衡表>

遅行スパンが26日前のローソク足に到達した。故に、遅行スパンとローソク足がクロスを刷るのか否かに注目。また、雲の上限が下値支持線となるのか否かも重要である。

「週明けの動きに要注目」

もち合いが続いている。A点が位置する時間帯以降も横這いが続き、上値抵抗線ABラインを超えてきた。

次の注目日は4月3日前後である。

A点水準:約120円
B点水準:約70円
C点水準:約40円
D点水準:約90円

今週のポイントはもち合いをどちらの方向に放れるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。先週末にB点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。特に、三角もち合いが続いている中でB点に到達した。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。右肩下がりで上値抵抗線として存在していたABラインを超えてきた。また、右肩上がりのBDラインが下値支持線として存在している。
この場合、高値を更新していくこともなろう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。右肩下がりのADラインが上値抵抗線として存在している。また、B点およびC点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。
この場合、80円を割り込んでいくことになろう。

<一目均衡表>

雲の上限が下値支持線となるのか否かに注目したい。また、直近のローソク足が三角もち合いを形成していることからも、ここからの動きに要注目。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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