蟹瀬誠一コラム「世界の風を感じて」

蟹瀬誠一(かにせ・せいいち)

国際ジャーナリスト
明治大学名誉教授
外交政策センター理事
(株)アバージェンス取締役
(株)ケイアソシエイツ副社長

1950年石川県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、米AP通信社記者、仏AFP通信社記者、米TIME誌特派員を経て、91年にTBS『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。東欧、ベトナム、ロシア情勢など海外ニュース中心に取材・リポート。国際政治・経済・文化に詳しい。
現在は『賢者の選択FUSION』(サンテレビ、BS-12)メインキャスター、『ニュースオプエド』編集主幹。カンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境NPO理事としても活躍。
2008年より2013年3月まで明治大学国際日本学部長。
趣味は、読書、美術鑑賞、ゴルフ、テニス、スキューバ・ダイビングなど。


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【無料セミナー】3/29(月)開催「酒匂x川口のビットコインにまだ利益チャンスはあるのか?」 Youtubeライブのお知らせ

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みなさん、こんにちは。トレトレ編集部です。

トレトレ編集部より、無料オンライン投資セミナーのお知らせです。

3月29日(月)20時より、Youtubeライブ配信にてトレトレでもおなじみ酒匂隆雄さんと川口一晃さんによる無料オンライン投資セミナーを開催いたします!

今回はスペシャルゲストに「ビットコインクイーン」名波はるかさんをお迎えして、株・為替・仮想通貨の3つの視点で今後のマーケット展開を分析します。

さらに、リクエストの多かった、「なぜペンタゴンチャートが未来を予測できるのか」「初心者にもわかるペンタゴンチャートについて」をペンタゴンチャートの継承者、川口さんに解説してもらいます。

また、セミナー最後には豪華プレゼント企画も開催いたしますので、ぜひ最後までご視聴いただければ幸いです。

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■開催日
2021年3月29日(月)[日本時間] 20:00〜21:00

■配信方法
Youtube ライブ配信

■参加方法
申込ページより事前登録

■参加費
無料

■参加特典
・10万円分のビットコイン
・1万円分のビットコイン
・香港高級中国茶「福茗堂」
・香港ディズニーランド15周年記念グッズ【非売品・限定品】
・いとうまい子さん直筆サイン入りカレンダー
・講師からの豪華プレゼントもあり!(当日発表)
・その他、セミナー参加者全員にもれなくプレゼントをご用意!
(他プレゼントの詳細はセミナー当日ご案内いたします)

セミナー終了後、アンケートにご回答で豪華商品をプレゼント!
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Youtubeによるライブ配信なので、PC・スマホをお持ちであればどなたでもご参加いただけます。
参加者全員にあたるプレゼント企画を行いますので、ぜひ最後までご視聴いただければ幸いです。

▼セミナーの詳細はこちら▼
https://www.trade-trade.jp/kawaguchi/seminar/202103/

みなさまのご参加をお待ちしております。

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彼は今、何を語るのだろうか

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その男とは激論を覚悟していた。私は当意即妙の生放送を得意としているが、彼の場合は突然どんな話しが飛び出すか予測がつかない。世間の反発の可能性や公安調査庁の監視の目もある。なにしろあれだけの大事件に関与していたのだから。

事件とは13人が死亡、5800人以上が負傷した「地下鉄サリン事件」のことだ。男は、犯行を行なった武装カルト教団オウム真理教の元幹部上祐史浩氏である。

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今から26年前の1995年3月20日。通勤ラッシュ時の午前8時頃,東京霞ヶ関を通過する地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の3路線の車両でほぼ同時に猛毒の神経剤サリンが散布された。口から白い泡を吹きながら駅構内から次々と運び出される乗客たち。防護服と防毒マスク姿で慌ただしく動き回る捜査員や自衛官。けたたましく鳴り響く救急車のサイレン。

現場は思い出しても身震いするような阿鼻叫喚が広がっていた。なにしろ化学兵器サリンが平和な大都会の真ん中で無差別に使われた前代未聞のテロ攻撃である。現場は大混乱し、衝撃は瞬く間に世界へ広がった。

教祖だった麻原彰晃(本名:松本智津夫)をはじめ13人の幹部や実行犯にはすでに死刑が執行されている。だから上祐氏は未だ謎が残る教団の中枢を知る数少ない生き証人だ。

事件直後から教団の広報担当として連日ワイドショーやニュース番組に出演して教団の関与を激しく否定していた姿は今も目に焼き付いている。「ああ言えば上祐」とさえ揶揄された。同氏は95年10月、有印私文書偽造の容疑で逮捕起訴され懲役3年の実刑を受けた。出所後はオウム真理教の後継団体であるアレフの代表になったが内部対立から脱会。2007年5月に新団体「ひかりの輪」を設立している。

なぜあんな凶悪事件を起こしたのか? 資金源は?今欧米で広がる陰謀論とオウムのマインドコントロールとの共通点は? そんな疑問に思いを巡らせながら3月某日夕刻、私が編集主幹を務めるウェブニュース番組『オプエド』のスタジオに入った。

新型コロナ流行のため上祐氏とはリモートでの対論となったが、まず驚いたのは彼の拍子抜けするほど穏やかな物腰だった。そして現在はオウム信仰から完全に脱却し、教祖の麻原彰晃は人格障害者だったと切って捨てた。

代表を務める「ひかりの輪」(信者数約150人)は特定の教祖や宗派を信仰せず、仏教の思想や瞑想法、心理学を学ぶ教室だという。被害者支援機構と賠償契約を締結し外部監査委員会も設けている。

しかし彼の言葉を素直に受け入れることは正直まだ私には難しかった。以前に別の国際的なカルト教団の取材をした経験があり、洗脳を解くことがいかに難しいかを実感していたからだ。一度だけだったが、上祐氏の口から麻原に敬意を表わす「尊師」という言葉が漏れたことがあった。

公安調査庁は「麻原の意志に従い、また、麻原の影響から脱していない。いわゆる麻原隠しをしている」として、アレフやひかりの輪など3団体の観察処分を今年1月からさらに3年間延長している。

1000億円とも言われたオウムの資金源も未だに不透明だ。そのことを問いただすと、上祐氏は入信者に布施として差し出させた資産やパソコンショップの売り上げなどを挙げた。しかしその程度で化学兵器開発や海外から武器調達ができたとは考えにくい。当時は暴力団への覚醒剤密売が噂された。だがそれを知るキーパーソンだった教団幹部村井秀夫は1995年に暴力団員に刺殺されてしまっている。まさに死人に口なしだ。上祐氏は暴力団との繋がりは知らないと主張したが、教団が入信者に覚醒剤などの薬物を投与していたことは認めた。

オウム幹部には理系の高学歴者が多かった。村井は大阪大学理学修士。実行犯の豊田亨は東京大学物理学専攻修士、廣瀬健一は早稲田大学理工学部応用物理学科を首席で卒業。慶応大学医学部卒業の林郁夫は優秀な心臓外科医だった。

彼らに共通していたのは何かと問うと、上祐氏からは「エリートならではの現実社会に対する絶望感」という答えが返ってきた。彼自身も早稲田大学大学院から宇宙開発事業団(現在のJAXA)に就職している。だが麻原の「世界戦争が起きる」という誇大妄想の陰謀論に引き込まれて出家したという。

カルト集団は恐怖や薬物などを巧みに使って他人の人生観や世界観を根底から覆してしまう。いちど洗脳されてしまうとそれを解くのは並大抵のことではない。オウム真理教のような狂気と幻想は、格差と不安が広がる現代社会でさらに増幅している。1月に米首都ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃した熱狂的トランプ支持者の多くが信奉する陰謀論「Qアノン」などその最たる今そこにある危険だ。

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豪華景品が当たる?!無料オンライン投資セミナーのお知らせ

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みなさん、こんにちは。トレトレ編集部です。

トレトレ編集部より、無料オンライン投資セミナーのお知らせです。

2月25日(木)20時より、Youtubeライブ配信にてトレトレでもおなじみ酒匂隆雄氏と川口一晃氏による無料オンライン投資セミナーを開催いたします!

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開催日 :2021年2月25日(木)20:00〜21:00
配信方法:Youtube ライブ配信
参加方法:申込ページより事前登録
参加費 :無料
参加特典:参加者全員に当たるプレゼントあり
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参加者全員にあたるプレゼント企画を行いますので、ぜひ最後までご視聴いただければ幸いです。

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戦う孔雀

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Aung San Suu Kyi 2016

 「戦う孔雀」がまた囚われの身になってしまった。

といっても動物園の話しではない。日本でもすっかり有名になったミャンマーの民主化運動家でつい先日まで国家最高顧問だったアウン・サン・スーチー女史のことである。

このところ彼女とは口も聞かないほど険悪な関係になっていた国軍最高司令官のミン・アウン・フライン将軍が2月1日に突如軍事クーデターの暴挙におよび、スー・チー女史をはじめ数百人の活動家を拘束して全権を掌握したと宣言してしまった。夜間外出禁止令も発令され、インターネットや軍営放送以外のテレビニュースは遮断されているという。

ミャンマーは1962年から2011年までの半世紀近く軍事政権の恐怖政治に支配されてきたアジアの仏教大国だ。しかし2015年の総選挙でスー・チー女史が率いる与党・国民民主連盟(NLD)が圧勝、初の文民政権が誕生した。欧米の制裁も緩和され、少数民族迫害問題はあるものの、経済も回復基調で国際的に評価が高まっていた。そんな矢先の暴挙だった。

反民主的なクーデターを起こせば欧米から厳しく非難され経済にも悪影響が出ることは百も承知だろうと思うのだが、権力の亡者はけっこう理にかなわないことを平気でやる。なにしろ執念にとりつかれているから見境がない。

じつは、民政移管後も国軍は強固な政治的権力を維持してきた。国軍最高司令官は議会全議席の4分の1を任命する権限を持ち、国防大臣、内務大臣、国境大臣の3つの要職も指名できると憲法で定められているからだ。外国籍の家族を持つ人物は大統領に不適格という規定も英国人と結婚しているスー・チー女史を国家元首にさせないためだ。

それをいいことにフライン将軍ら軍幹部は少数派イスラム教徒ロヒンギャを残虐に弾圧し、さまざまな経済的利権で私腹を肥やしてきたといわれている。それなら文句はないのではと常人はかんがえる。だがこの将軍にはメラメラと燃える野心があった。今年夏の任期切れ後に次期大統領になるという野望だ。

ところがその夢が吹っ飛ぶ出来事が起きた。昨年11月の総選挙で国軍が支援する連邦団結発展党(USDP)がNLDに大敗してしまったのだ。激怒したフライン将軍は「総選挙で不正が行われた」という根拠なき理由でクーデターを企て実行に移したのである。これで自身が引退する必要がなくなりスー・チー女史を押さえ込めると思ったのだろう。なんだか「不正選挙だ!」と叫んで過激な支持者に連邦議会議事堂を襲撃させた傍若無人なトランプ前米大統領を彷彿とさせる。

だがそれも誤算だった。なぜなら国民の大多数がスー・チー女史を「私たちの母」と呼ぶほど敬愛しているからだ。その結果が全土で野火のごとく燃え広がった数万人の抗議デモである。

国軍は各地で装甲車を展開して脅したが、そんなことでデモ隊は怯まない。なにしろ彼らのリーダーは、軍政による幾度もの自宅軟禁に耐えてノーベル平和賞も受賞している「戦う孔雀」だからだ。

 ミャンマーでは2007年にも大規模な流血の反政府デモが起きた。多数の僧侶も参加したため僧衣の色から「サフラン革命」と呼ばれた。サフランの花言葉は「歓喜」そして「過度をつつしめ」「乱用するな」だ。

その花言葉とは裏腹に、また流血の惨事が繰り返されるかもしれない。

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トランプ終焉

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世界を混乱させ、新型コロナ死者40万人以上を見殺しにし、就任時と比べて300万人もの職を奪ったうえ、前代未聞の連邦議会議事堂襲撃まで引き起こしたドナルド・トランプ。そんな悪玉大統領とその一族が20日、ようやくホワイトハウスから姿を消した。世界中から安堵のため息が聞こえるようだ。

だが、まだ疑問は残っている。

ひとつは、暴徒と化したトランプ支持者たちがなぜあれほど簡単に議事堂に侵入できたのか。当日に大統領の呼びかけに応えて全米から怒りに満ちた群衆が押し寄せてくることは十分予測されていた。それ相応の警備体制が敷かれていたはずだ。

群衆の数が予想外に多かったのか。それもある。だが記録された映像の中には、一部の警官が抵抗もせずに自ら鉄柵を開けて暴徒らを敷地内に入れている姿が映っていた。暴徒とスマホで自撮りする者さえいた。

テレビで一部始終を観ていたトランプ大統領はご満悦で、鎮圧のための州兵動員要請を拒んだという。昨年、白人警官による黒人暴行死事件が起きた際には即座に州兵どころか連邦軍を出動させろと息巻いていたのに。トランプ親衛隊ともいえる暴徒たちのほとんどが白人だったからだろう。

それを知ったバイデン次期大統領(当時)は「もし議会を襲った暴徒がブラック・ライブズ・マター(BLT:黒人の命だって大切だ)の活動家だったら、同じ扱いを受けただろうか!」と怒りを露わにした。当然だろう。

トランプの白人至上主義に同調してあからさまに対応を変える警察のおぞましさをバイデンは指弾したのだ。これまでに何度もこのコラムでも書いたが人種差別と警察暴力は米国の原罪なのである。

もうひとつ不可解なことがある。それは乱入した極右団体のメンバーや白人至上主義者たちが議事堂内を平然と移動して下院議長の執務室などに侵入していたことだ。「ペンスを首つりにしろ」と叫ぶ暴徒たちが議場に押し寄せたのはペンス副大統領が避難したわずか1分後だった。

なぜ彼らはそれほど内部事情に詳しかったのか。

元海軍パイロットのマイキー・シェリル下院議員(民主)は、自身のフェイスブックで、事件の前日に議事堂を「偵察」する集団を同僚議員が案内しているのを目撃したことを明らかにしている。

「彼(トランプ)をほう助した議員、1月5日に私は目撃したのだが、翌日のための偵察をするグループを議事堂で案内した議員。この暴徒の集団を扇動した議員。民主主義を損なおうとする大統領を手助けしようとする議員...に責任を取らせて、必要であれば、議会に奉仕できないようにする(辞職を要求する)!」と同議員は怒り心頭だ。

それが事実なら、襲撃はトランプが主張したような偶発的な出来事ではなく周到に計画されたもので、警備当局だけでなく議員にも協力者がいたことになる。就任式前日には動員された2万5千人の州兵のうち12人が極右組織と関係があるとして排除されているのも不気味だ。

それだけではない。事件前に極右勢力が海外から多額の寄付を受け取っていたことや、下院議長のオフィスから盗まれたパソコンがロシアに売り渡されそうになったことを米連邦捜査局(FBI)が捜査していることも判明した。なにやら陰謀の臭いさえするではないか。事件での逮捕者はすでに100人を越えている。いずれ事実が明らかになるだろう。

一方、トランプの2度目の弾劾裁判はバイデン政権下で始まる。共和党上院議員17人以上が民主党に同調して有罪となれば、トランプは公職に就くことが許されなくなり年間約20万ドルの年金も貰えない。

上院院内総務としてトランプを支えてきたミッチ・マコーネル議員もいまや大統領とは犬猿の仲。議事堂襲撃はトランプの「挑発」によるものだと就任式前日に公言した。自分の保身とトランプを共和党からお払い箱にするタイミングが来たと判断したのだろう。彼のひと言でかなりの数の共和党上院議員が雪崩を打って反トランプに転向するだろう。

たとえ裁判が長引いて有罪にならなかったとしてもすでにトランプは死に体だ。5人の死者まで出した議事堂襲撃を目の当たりにした企業経営者や資産家が次々と献金を止め、トランプファミリーの企業との取引を停止し始めているからだ。その上、トランプにとって最後の頼みの綱で最大サポーターだったカジノ王シェルドン・アデルソンまでが87歳で今月病死してしまった。こういうのを運の尽きというのだろう。

トランプを待ち構えているのは巨額の借金と司法妨害、公職選挙法違反、反乱教唆などに対する刑事訴追だけだ。一族が経営するトランプ・オーガニゼーションにも捜査の手が伸びる。

前代未聞の自己恩赦する可能性もとりざたされたが、対象は連邦法の違反に限られる。州法違反による起訴や実刑判決には適用されない。そもそもトランプはこれまでに起訴や有罪判決を受けていない。自分や家族を恩赦することは犯罪行為を認めたことになる。

狂気と幻想のポピュリスト大統領の末路は哀れだ。ホワイトハウスで彼を見送る人の姿はほとんどなかった。破れかぶれになった市民トランプが大統領任期中に知り得た国家機密情報を敵国に漏洩するのではないかという不安が残る。

2万5千人の州兵やシークレットサービスが厳戒態勢を敷く中、首都ワシントンの連邦議会議事堂前ではバイデン大統領の就任式が行なわれた。コロナウイルスの犠牲者に黙祷をささげたバイデンは、次のように高らかに宣言した。

「きょうはアメリカの日であり、民主主義の日だ。民主主義が勝利を収めた。共和と民主、地方と都市、保守とリベラルという無意味な争いを止めなければいけない。私は全ての国民の大統領になる。・・・同盟を修復し、再び世界に関与する」

78歳という年齢を感じさせない力強い演説だった。空は晴れわたり、恐れていたトランプ支持者の過激な抗議行動は起きなかった。

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