米長期金利高。
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米10年債利回りが5%台まで上昇した後も高止まりし、ドル円は157~158円台で堅調に推移。弱い米雇用統計を受けて10月FOMCの利上げ観測が後退する一方、長期金利とドルは上昇するという不思議な動きが続いている。
日銀の利上げ継続期待と為替介入への警戒が高まる中、ドル円は上値を伸ばすのか、それとも反落に転じるのか――今後のドル円相場を展望する。

米10年債利回りが一時5.3%を伺う上昇を見せた後、高止まりしている。
これを受けてドル円相場も堅調に推移し、先週は概ね157~158のレンジ取り引きとなった。
同時に今までのレポートで再三指摘した様に上値では介入警戒感が漂い、158円台ミドルを越えて行く勢いは無い。
先週金曜日に発表された9月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想の+8.8万人を大きく下回る+2.9万人に留まり、7月の雇用者数が+16.2万人から+13.3万人に下方修正された。
失業率も市場予想の4.1%よりも悪い4.2%となり、平均時給も前月比0.1%と市場予想の0.3%を下回り、同じく前年比でも3.0%と市場予想の3.1%を下回った。

結果として総じて弱い雇用結果と受け取られて10月のFOMC.に於ける利上げ観測は大きく後退したが、長期金利は高止まり、ドルは上昇すると言う不思議な現象が続いている。
ドル円相場もこの動きや月初の外貨建て投信設定のドル需要を受けて堅調に推移しているが、日銀による利上げ継続期待と介入警戒で、今週も上値が重い展開が予想される。
シカゴ・IMM.はドル上昇に伴い円の買い持ち(ドルの売り持ち)を前週に引き続き縮小し、9月29日付で凡そ44億ドルの売り持ちとなり、我が国個人投資家は10月5日付で買い比率60%、売り比率40%と大きな動きは見られない。




(外為ドットコム社のホーム・ページ参照。)
片山財務相が土曜日のテレビ番組に出演して日米両政府の円安に対する懸念について述べていたが、意外に落ち着いている事に驚いた。
160円を再び超える様な円安は起きないとの自信でも有るのであろうか?
今週のテクニカル分析
今週のテクニカル分析の見立てはレンジを予想。
今週のレンジ


ドル円:153.50~158.50
ユーロ円:174.00~179.00
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