鈴木雅光の「奔放自在」
鈴木雅光の「奔放自在」
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金利上昇に強い資産、弱い資産
2025/01/10前回のコラムで、2025年は金利上昇局面にあるとはいえ、それほど大きな利上げは行われないという話をしました。日本銀行は2016年から、政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標をマイナス圏に維持していましたが、2024年1月に0.10%に、同年7月には0.25%へと引き上げてきました。
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2025年は金利上昇局面入り?どう読み、どう行動するか
2024/12/272025年の金利動向を予測し、投資家がとるべき行動を解説。日銀の金融政策の変遷、インフレ率の推移、そして米国新政権の影響まで、総合的な分析から今後の展望を示します。
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2024年投資信託3大ニュース
2024/12/182024年、日本の投資信託業界は大きな転換点を迎えました。NISA制度の抜本的改革、インデックスファンドの急成長、そして運用会社の事業撤退—これらの出来事が投資の新たな潮流を示唆しています。果たして、この変化は投資家にどのような影響をもたらすのでしょうか。
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S&P500は本当にダメなのか?
2024/11/29「S&P500は終わった」と言われても、冷静に検証すれば見えてくる本当の姿とは。厳格な銘柄選定基準、過去の予測と実際の乖離、そして安定的な成長の秘密。ゴールドマン・サックスのストラテジストの予測を丁寧に紐解きながら、インデックス投資の本質に迫ります。
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新規設定のアクティブファンドを買ってはいけないワケ
2024/11/15投資信託にはさまざまな種類があります。そのため投資対象や、運用スタート後に追加購入できるかどうかなど、いくつかの観点から商品分類が行われているわけですが、このうち運用手法の違いで分類すると、インデックス型とアクティブ型に二分されます。
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オフィス事情は回復しても低迷続きのJ-REIT
2024/11/01東京のオフィス市況が徐々に回復してきています。
オフィスを中心とした不動産会社、三鬼商事のオフィスレポートによると、東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区)の平均空室率は低下傾向をたどる一方、平均賃料は徐々に上向いてきています。 -
下げてもとにかく保有する
2024/10/162024年8月の株価暴落を受け、新NISA口座でオルカン(全世界株式インデックスファンド)を購入した個人投資家の損失が話題となりました。しかし、実際には多くの投資信託保有者は冷静に対応し、大規模な資金流出は起きませんでした。本記事では、投資信託と信用取引の違いを明確にし、長期的な視点での投資信託の利点を説明します。株価下落時こそ、投資信託の積立投資を継続することの重要性を強調しています。
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金利上昇で懸念される変動金利型住宅ローン
2024/10/02日本は長年にわたって「ゼロ金利」でした。1990年代に入ってから景気が悪化し、物価が持続的に下落するデフレ経済が続いたからです。
それがここに来て、ようやく金利が生まれてきました。これまで超金融緩和を継続してきた日銀が、正常化に向けて動き始めたからです。
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石破首相誕生で先物が急落しているが
2024/09/309月27日、自民党総裁選で石破新総裁が誕生しました。恐らく、このまま石破内閣の樹立に向けて動いていくのだと思いますが、石破新総裁が決まった直後から、マーケットは大混乱に陥っています。
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投資信託の複利効果を疑う
2024/09/13投資信託を長期保有する理由として、「複利効果が得られるから」と言う人がいます。
ファイナンシャルプランナー(FP)をはじめとして、いわゆる資産運用の専門家と言われている人の間でも、投資信託の複利効果は、金科玉条のごとく信じられていますが、本当でしょうか。