酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
-
日銀政策決定会合、FOMC.、そしてその後。
2026/06/15先週のドル円相場は、トランプ大統領が、“対イラン交渉は進展している。”と述べる中、小競り合いが続いて安値159.53、高値160.59の凡そ1円の値幅で推移したが、支持率低迷に悩むトランプ大統領が昨日6月14日、自らの80歳の誕生日を意識してのパフォーマンスか、突然“イランと戦闘終結で合意した。”と発表して週明けの東京株式市場は急騰し、前場は凡そ5.4%となる3,573円上昇して69,593円で最高値を更新した。
-
米長期金利高(債券安)、米株安、ドル高。
2026/06/08市場予想を大幅に上回る米雇用統計の結果を受けて米長期金利は上昇し、「ベッセント・ライン」とも呼ばれる4.5%を突破した。
これによりFRBの年内利上げ観測が再燃し、米国株は大幅下落、ドルは主要通貨に対して全面高となった。
一方でドル円相場は160円台を回復したものの、依然として為替介入への警戒感は根強く、投機筋と当局の駆け引きが続いている。 -
相変わらず、膠着状態。
2026/06/01トランプ大統領による停戦交渉進展発言で一時ドル安・円高が進んだものの、その後も米軍とイランの軍事的応酬が続き、中東情勢を巡る不透明感は払拭されなかった。
ドル円相場は159円台を中心とした膠着状態が続くなか、市場は植田日銀総裁の講演や米雇用統計、そして再び高まる為替介入観測に神経質な視線を向けている。 -
膠着が続くドル円相場。
2026/05/25日米金利差とイラン情勢、そして為替介入観測が綱引きを続ける中、ドル円は160円手前で膠着が続いています。 G7で再確認された為替コミットメントやベッセント米財務長官・片山財務相の発言、6月の日銀会合とFOMCを睨みながら、「上か下か」で真っ向から対立する個人投資家とシカゴ勢のポジション動向を検証し、今週の想定レンジと日米協調介入の可能性を探ります。
-
日米金利高&ドル高。
2026/05/18米中首脳会談を前に来日したスコット・ベッセント財務長官は、日本の為替介入に理解を示したものの、市場では介入期待が後退し、ドル円は再び158円台後半まで上昇した。
背景には、中東情勢の緊迫化による原油高と、予想を上回る米インフレ指標を受けた米長期金利の上昇があり、「日米金利高・ドル高」の流れが鮮明となっている。 -
正に、行って来い。
2026/05/11先週のドル円相場は、週の始値と終値が共に156.70と言う珍しい動きを見せた。長い間為替に携わってきたが、こんな事は極めて稀である。この1週間で10兆円規模の介入を行ったとされるが、取り敢えずロケットの発射台を下げる事には成功したと自負している事であろう。天晴れである。
-
有言実行。
2026/05/07ゴールデンウィーク中の為替市場では、日銀会合とFOMCを通過してドル円が一時160.72まで上昇した直後、日本政府・財務省による大規模な円買い介入が炸裂し、一気に155円台まで急落する大波乱となった。
片山財務相と三村財務官による度重なる警告が“有言実行”となる中、市場では今後の追加介入と日米協調の行方に注目が集まっている。 -
Don’t talk, just do !
2026/04/27先週のドル円相場は、中東情勢への警戒感が根強く残るなか、高値159.84、安値158.55と値幅1円29銭の狭いレンジで推移し、160円目前で上値を抑えられる膠着相場となった。今週は日銀金融政策決定会合とFOMCを控え、日米金融政策の行方に加え、片山財務相による円安牽制と為替介入の可能性が市場の最大の焦点となっている。
-
イラン情勢に一喜一憂は続く
2026/04/20イランのアラグチ外相が“停戦期間中はホルムズ海峡を完全に開放する。”とコメントすると、原油価格が10ドル以上下落し、ドル円も157.59まで急落したが、その後に米国がホルムズ海峡の海上封鎖を継続すると発表するとイランはそれに反発して再びホルムズ海峡を封鎖し、日曜日には米海軍がイラン船籍の貨物船を攻撃・拿捕すると言う事件が起きて、一気にイラン情勢に対する楽観論が後退した。
-
ドル円相場は膠着状態
2026/04/13ここ数週間、158円の少し下と160 円の少し上との間でのレンジ取引が続いているドル円。理由として為替市場がアメリカとイランの交渉を見守りながら、停戦交渉が提案されると原油価格の低下と共にドルを売り、交渉が上手く行っていないと判断すると原油価格の上昇と共に“有事のドル買い。”と称してドルを買っている状況が挙げられる。
