酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
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Don’t talk, just do !
2026/04/27先週のドル円相場は、中東情勢への警戒感が根強く残るなか、高値159.84、安値158.55と値幅1円29銭の狭いレンジで推移し、160円目前で上値を抑えられる膠着相場となった。今週は日銀金融政策決定会合とFOMCを控え、日米金融政策の行方に加え、片山財務相による円安牽制と為替介入の可能性が市場の最大の焦点となっている。
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イラン情勢に一喜一憂は続く
2026/04/20イランのアラグチ外相が“停戦期間中はホルムズ海峡を完全に開放する。”とコメントすると、原油価格が10ドル以上下落し、ドル円も157.59まで急落したが、その後に米国がホルムズ海峡の海上封鎖を継続すると発表するとイランはそれに反発して再びホルムズ海峡を封鎖し、日曜日には米海軍がイラン船籍の貨物船を攻撃・拿捕すると言う事件が起きて、一気にイラン情勢に対する楽観論が後退した。
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ドル円相場は膠着状態
2026/04/13ここ数週間、158円の少し下と160 円の少し上との間でのレンジ取引が続いているドル円。理由として為替市場がアメリカとイランの交渉を見守りながら、停戦交渉が提案されると原油価格の低下と共にドルを売り、交渉が上手く行っていないと判断すると原油価格の上昇と共に“有事のドル買い。”と称してドルを買っている状況が挙げられる。
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血迷ったか、ドナルド・トランプ?
2026/04/06相変わらず中東情勢に振り回されているドル円相場であるが、どうもトランプ大統領はイラン情勢に関して目論見違いを犯した様な気がする。 世界最強の軍事力を持ち、イランの制空権と制海権を封じ、脅せばイランは直ぐにでも屈服すると思っていたのであろうが、イランはホルムズ海峡の封鎖を示唆したりして一歩も引かない。
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ドル円相場、160 円突破
2026/03/30金曜日のニューヨーク市場で、ドル円相場が大きな節目であった160.00を上切って、高値160.41を示現した。市場は介入を警戒して160円手前で足踏み状態が続いていたが、ついにそれを突破することとなった。その主な理由は、読売新聞が土曜日の朝刊の一面で唄った、“イラン、戦闘一ヶ月終結見えず。ホルムズ封鎖、世界経済混乱。”に尽きる。
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FOMC、日銀政策決定会合、日米首脳会談を終えて
2026/03/23先週は多くのイベントが有り、FOMC.メンバーによる金利見通し(ドット・チャート)では、2026 年末時点の中央値が 3.375%、27 年末時点が 3.125%、28 年末時点が 3.125%となり、年内 1 回の利下げ予想が維持された。
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有事のドル買い、そして株安&債券安
2026/03/16先週のドル円相場は、前週からのドル上昇の流れを受けて週初は159円台を伺う展開となったが、主要7ヶ国が石油備蓄の共同放出を発表すると一時157.27迄下げる局面が見られたものの、一向に進展しないイラン情勢を受けてリスク・オフが進み、有事の安全通貨としてドルが買われ、株と債券が売られる(金利上昇)展開となった。
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トリプル安。
2026/03/09イラン情勢が混沌とする中、週明けの東京市場では大幅な株安となり、また原油価格の暴騰がきっかけとなり、正午現在で日経平均株価は3880円安の51740円で金曜日から凡そ7%も下げ、又10年債利回りも2.224%で0.064%上昇し(債券価格は下落。) そしてドル円相場は158.70と此方も1円近くドル高&円安が進んで、正にトリプル安の状況となっている。
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Bessent seems to be quite pissed off.
2026/03/02先週のドル円相場は、154円台で始まったものの、毎日新聞が前週16日の高市総理と日銀植田総裁との会談で高市総理が利上げに対して難色を示したと言う報道などがあり、市場には我が国財務省による介入警戒感が強くてその後は156円を中心とした神経質な動きを見せることとなった。
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片や円買い、片や円売り。
2026/02/24先週のドル円相場、週末は高値155.64を付けることとなった。先週の始値は、前週の始値157.52から凡そ5円近くのドル安&円高となる152.71で始まったが、此の背景には先週のレポートで指摘した、投機筋による円キャリー・トレードの静かな巻き戻しが起きつつあるのではないのかと考えている。
