9月急落の可能性は本物か?
> 無料のFX口座開設でお肉・お米のいずれかゲット!
今回でSP500の相場についての連続3度目の考察である。
結論を申し上げるとまだショートポジションの損切はしていない。
一番簡単な日柄からの推論で見ると、この相場の起点は2022年1月4日の天井4818から始まっている。
22年10月13日すなわち天井からの40週後に3491の安値、天井からの81週目の23年7月27日に4607の戻り高値、天井からの94週目の23年10月27日に4103の安値(これは95.5の黄金律と1.5週の誤差)、、その後69週間の日柄を踏んで天井からの163週目(これも162からの1週間の誤差)の今年2月19日に6147の高値を見た。162週とすると40.5か月である。
その後相場は急落4月7日(2022年1月の天井からの170週目(42.7か月170.8週間に1週間の誤差)4835の底値を見た。40.5,42.7と月足の日柄を踏んで次は45.625か月(365÷8)すなわち182.5週が節目である。その正中点は今月7月8日となる。実際は連休前の7月3日が6284で高値を見たもののように見える。
182.5週(365÷2)が首尾よく7月3日に終わったとすると、今度は一番最後の191週目(95.5÷2=47.75か月)の日柄が安値の日柄となりそうだ。
その191週目の正中点は今年9月3日となる。
というのが日柄編である。値ごろ編はもう少し複雑である。

基本的に相場はある起点からの日足54度線に規定されて、それに沿って上下動を繰り返すものである。
現在の相場は前回の天井2月19日の6147を基準に動いている。
その2月19日からの123.6日(61.8×2)が18度線上の距離であり、それを水平距離に置き換えると0.955倍の118.03日である。その日柄は6月17日となる。18度線を118日上げると382ポイントの上昇で値は6529となる。それが今の相場の起点で、そのポイントから下方に54度線を引くと、そのラインが相場を規定するレジスタンスとなる。
今週初7月7日は6月17日からの20日目となるので809×20÷59=274ポイントを6529から減じると6255がその値であり、54度レジスタンスとなる、相場はようやくこの54度線と初めての接触を6255で果たした。この54度線は59日間に809ポイント下落するので毎日13.71ポイントずつ下落する。
その下落を9月3日まで続けるとレジスタンスが5459まで下落する。少なくともこのシナリオで行けば5459まで落ちることが考えられる。それよりもうひとつ前の54度線はサポートとして働き9月3日には5105まで落ちる。相場は順調にいけば9月3日に5105-5459まで下落する形になっている。
このシナリオ通りにいけばよいが、相場なのでそう簡単にはいかない。
今度は下から上昇してくる54度線と、今落ち始めた54度線が交差するポイントで、下から上昇する54度線すなわちサポートが、上から降りてくる54度線すなわちレジスタンスに打ち勝ってしまう可能性がある。9月3日への道のりの間に2か所重大な54度線交差リスクが発生するポイントがある、最初のリスクは7月24日にレジスタンス54度線は6040で、下の76.4ポイント(上の123.6ポイントに相当するもの)から上げた54度線と6040で交差する。
おそらくこれは123.6対76.4で相場の強さが違うのでレジスタンスが勝利して相場は6040を下に切って、さらなる下落の始まりを見せるだろう。もう一つ大きな54度線交差点は上からのレジスタンスに対して、今度は下の123.6ポイントから上げる54度線サポートなので強さは同じである。そのポイントは8月20日の5647である。そこでもレジスタンスが勝利すれば、9月3日に向けて5105-5459へと向かうのである。
7月3日の高値6284は、リーマン安値2009年3月9日からの16年と116日であり、16.31年と直近の高値では、黄金律162単位の16.2年に当たる最も強力な日柄である。ということはここからの下落の幅は強力であることが考えられる。
9月3日までの相場は旧天井2022年1月4日の天井4818からの最後の95.5単位47.75か月の足である。したがってこの足が強力なのか、弱いのかは何とも言えないが、その9月3日以降に続く上下動の中での次の大きな下げを示唆しているものと思われる。例えば来年6月―7月に到来する、ITバブル破裂底2002年10月10日の768からの309か月の日柄である。その日柄に向けて大きく下げるのではないかと考えられる。
> 無料のFX口座開設でお肉・お米のいずれかゲット!