絶対値天井
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最近思いついたことは、昨年7月3日のドル・円最高値161円97銭は円安バブルの頂点だったのではないかということである。
その根拠はその数字である。明らかにこの高値は161.8という黄金律の最重要数字を示現している。
一般に黄金律の数字はある数字例えば(底値から天井への値幅)を規定する場合が多い。
ところが時に黄金律の絶対値が相場になることがある。その意味でこの絶対値黄金律の161円97銭(絶対値161円80銭)の相場は極めて異例の絶対値相場なのである。
筆者がこの絶対値相場を気にするのは過去の相場の中でこの絶対値天井が出た場合、バブル天井になるケースがあることに留意しているからである。
バブル天井で絶対値相場のケースの第1はNYダウ1929年9月3日の386ドルである。
これは618÷16=38.625そのもの386ドルとなっている。
もう一つの絶対値バブル天井は日経225の1989年12月のバブル天井。このバブル天井で絶対値相場は38957円である。
これも上記の38.625の延長である38625円からの332円で0.859%の乖離とほぼ無視できる誤差である。
NYダウは大恐慌前のバブル天井で1932年7月の40ドルまで89.6%の大暴落を見た後、この386ドルのバブル天井を抜くのに25年かかっている。1954年にバブル天井を抜いたのである。
もう一つの絶対値バブル天井である日経225はご存じの通りなんと2008年10月の安値6994円まで82%の大暴落であり、そのバブル高値を更新するのに34年を要している。
今回のドル・円の161.8の超絶対値相場は決して高値を更新しない相場だったかもしれない。
円安値を更新する前に、どこまで円高が進行するかということになるが、その部分の研究はまだ終えていない。
今までのドル・円の高値からの下落幅は最大54%なので、我々の前には2028年80円相場が待ち構えているのかもしれない。何せ絶対値天井なのだから。

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