ワールドシリーズ終焉
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ワールドシリーズは予定通りDodgersの圧勝で終わった。
ジャッジも大谷も特に活躍しなかったが、ドジャースはフリーマンが大活躍でMVP を獲得したヤンキースはソトがそれほど活躍せず、スタントンはホームランは打ったが、よい所で打ったフリーマンとは違い、どうでもよい所でホームランを打つ癖は治らなかった。
それでも一本しかホームランを打たなかったジャッジに比べるとましだったが、この男にも華がない。
ヤンキースはシーズン後、フリーエイジェントとなるソトの挙動が要注目だが、ソトが他球団を選ぶと、中心選手が、年を取ってくる。
ジャッジ33歳、コール35歳となってくると、早い所でワールドシリーズ制覇をしないと、当分ダメになるかもしれない。
今年が絶好のチャンスだったが、ほとんどあらゆるポイントでDodgersに劣っていたことから、無理筋であった。
何よりも一番違いが大きかったのは監督だろう。
ヤンキースのブーン監督には、監督としての勝負勘が欠けており、試合中でも勝負に出るところで出ないとか、連綿と同じリリーフ陣をつぎ込んで、疲弊させるなど、用兵のまずさが目立った。おまけに性格が暗い。この暗さでは決してワールドシリーズ勝利は覚束ない。
それに対してDodgersのロバーツ監督は、基本的に陽気であり、しょっちゅう選手とハグし合うところが、選手にも好かれていることを示している。
それに勝負勘がすごい。その前の第4ゲームで11対4で負けたところも良い。出したリリーフがロングリリーフ専門のハネウェルで、いつも3イニングは投げる。
試合は負けているので、このハネウェルを出して大量点を被り、11対4のぼろ負けをする。この種の実力拮抗したチームの試合だと11点も点を入れると、その次の試合は4点くらいがせいぜいである。打ち過ぎた次の試合は2-3点しか入らない。せいぜい4点というのが筆者の観察で、ヤンキースが先に5点を入れたのは驚きだった。
それでも5点差以上には広がらなった。勿論そのあたりはロバーツはわかっているので、少しずつ点を返していけば勝利の芽があるとみていたが、負けた時の第6戦の事を考えて、1番手のリリーフは出さず、ルーキーのリリーフで1点取られるようなことも平気でやっている。
5回のNYの失策で一気に5点差を帳消しにした後は、2流リリーフ陣でやりくりし、6回には2死で切り札のトライネンを出してきたのには驚いた。
6対5で負けている試合の6回に切り札を出してくるということは、この試合の勝利にかけたということだろう。
尤もヤンキースの先発のコールが7回2死まで108球の活躍であったが、どうせ完投はできないので、ヤンキースの2流リリーフ陣が出てきて打ち崩すという自信があったのだろう。
どう見ても早めのリリーフ切り札の登場は、すごい決断であったが、トライネンもよく2回3分の1を投げ切って監督の期待に応えた。
攻撃は8回2単打、1四球で満塁のチャンスを作り、2つの犠牲フライで2点を取り、首尾よく逆転した。
切り札リリーフをもう1回投げさせるのはさすがに無理なので、最後の9回の守備には第3戦で5回をゼロ封した、先発のビューラーを起用、彼が役目を果たして、3者凡退で切り抜けた。
この試合で目立ったのは、監督の采配の見事さである。第6戦に備えながらも、6回以降勝ち目があると見た時の攻めの采配は見事であった。
故障選手がみな戻ってくる来年のDodgersは見ものである。
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