若林栄四 ニューヨークからの便り wakabayashi

アメリカの正義

2024/04/26

最近の明るいニュースを一つ。

米国下院がウクライナの軍事援助の再開を決定したことである。

620億ドルをウクライナへの支援に使うほかイスラエルにも、台湾にも援助するといいうことで、全体で950億ドルの軍事支援である。

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下院はずっとこれを拒み続けてきた。MAGA (make America great again )American といわれるトランプ一派の ウルトラ右翼の連中が、まったく世界観もなしに、米国の孤立主義を主張していたからである。しかし心あるアメリカ人は当然、民主主義の危機として、ウクライナをとらえており、この軍事援助は、トランプの反対を押し切ってでもやるべきという世論が盛り上がってきた。

トランプは全く中身のない人間なので、この風潮に慌てて、下院での議論の再開を、ジョンソン下院議長(共和党)と組んで仕組んだ。下院議長のジョンソンは、もともとはウクライナ援助派(議長になる前は反対派)だったので、ウルトラ右翼のトランプ派を置き去りにして、民主党と組み、ウクライナ援助の決定を議決した。

トランプのいい加減さもあるが、ジョンソン議長は、最近の米国政治で珍しい大人の対応として,讃辞 を浴びている。

実際、混乱、混沌がトランプ政治のやり方で、今回の選挙もトランプの起訴を含め、混乱と混迷が支配するとんでもない6カ月になる筈であったが、今回のウクライナ問題の解決は、明らかにMAGA アメリカンの敗北であり、混沌の世の中が少しまともにシフトしてきた印だろう。

一部の過激な共和党右翼が、国全体を振り回すのではなく、良識派の共和党議員が、大半の良識派の民主党議員と超党派であるべき政策を決めていくこれが議会政治である。

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久しぶりにあるべき議会の姿を見たようで、明るい気持ちになった。

何事も一方に行き過ぎると、必ず反作用が出てくるものだが、今回の事件は行き過ぎたMAGAの 自壊作用かもしれない。

勿論アメリカが良識に支配される国になるということは民主党が勝利するということである。

そこまでの意義を今回の事件にアタッチするのは無理筋かもしれないが、やはり正義が勝利するという意味で、大いに希望が持てる展開である。

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プロフィール

わかばやし・えいし
若林栄四

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍中。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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