川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス円、米政府機関一部シャットダウンの可能性でじり安。

2025/10/01

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ドル/円は3手連続陰線引けとなり、続落して終えています。上値を急角度で切り下げており、先週のドル急伸の流れを打ち消した形となっています。また、再びレンジ内に押し戻されており、上値の重い感がありますが、一方で147.60-70の日足の抵抗を守っており、これに支えられて小反発に転ずる可能性を残しています。

また、短時間での値動きの中では、25日に付けた149.92(149.90)の直近高値から昨日付けた直近安値147.66(147.70)まで、40ポイント以上の反発の無いまま既に220ポイントのドル下落を見ており、ドル/円の短時間での一相場である180~220銭のターゲット圏内に到達しています。一旦小反発に転ずる可能性も高く、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。

短期トレンドは、147.50以下で終えた場合はレンジ内の中心まで押し戻されて“ニュートラル”な状態に戻しますが、146円を割り込んで終えない限り、下値余地も限られる可能性が高いと見られます。また、148.60超えで終えればレンジ内から再び上抜けて再度149円台の抵抗をトライする動きへ。

ドル買いは147.70-80で軽く押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは147.40で浅めに一旦撤退です。売りは148.60-70の戻りを軽く売って149.10で一旦撤退するか、149.40-50の戻り待ちとします。この場合の損切りは150.10で撤退です。日足の上値抵抗は148.60-70,149.40-50,149.90-00に、下値抵抗は147.60-70,147.00-10,146.40-50にあります。

ユーロ/ドルは値幅の小さい寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して終えています。上値トライの可能性を残していますが、8/1に付けた1.1392を基点とする短期的なサポートラインの下で推移しており、下値リスクがやや高い状態です。買いは様子見です。売りは1.1770-80で戻り売り。損切りは1.1820で撤退です。上値抵抗は1.1750-60,1.1770-80,1.1810-20に、下値抵抗は1.1700-10,1.1660-70,1.1630-40,1.1590-00にあります。1.1810-20の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、1.1850-60の抵抗を上抜けて終えれば調整下げが終了した可能性が高くなり上値トライの流れに戻します。

ユーロ/円は陰線引けとなり、続落して終えています。174円台を維持出来ずに終えており、日足の形状がやや悪化しています。現状は172.80-90に日足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は、下値リスク型20に日足の伸に繋げられませんでしたが、172.70以下で終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が点灯します。買いは損切りが付いたので1日様子見か173.30-40で軽く買って172.70で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は174.00-10に軽い抵抗が、174.30-40,174.90-00にやや強い抵抗が出来ています。下値抵抗は173.30-40,173.00-10,172.80-90にあります。全て下抜けて終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり170~171円台にある強い抵抗をトライする動きへ。

ポンド/ドルは値幅の小さい陽線引けとなり小幅続伸して終えています。上昇余力に欠けるものであるため、上値余地が限られ易い状態ですが、2日間の値動きの中で1.3400-10にやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。下値リスクがやや高いので買いは様子見か1.3350-60まで引きつけて。損切りは1.3320で浅めに撤退です。売りは1.3450-60で戻り売り。損切りは1.3500で一旦撤退です。上値抵抗は1.3450-60,1.3480-90,1.3520-30に、下値抵抗は1.3400-10,1.3350-60,1.3320-30にあります。1.3550超えに実体を戻すまでは下値リスクにより警戒が必要です。

ポンド/円は続落し、直近の陰線が199円台を維持出来ずに終えており、下値リスクがやや高い状態です。197.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落リスクが生じます。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは199.70-80の戻り待ちとします。損切りは200.60で一旦撤退です。上値抵抗は199.40-50,199.70-80,200.00-10,200.50-60に、下値抵抗は198.50-60,198.00-10,197.60-70にあります。197.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

豪ドル/円は実体の小さい陽線で終え、上値余地を探る動きに繋げています。単体では上昇エネルギーの強いものではないので急伸にも繋がり難いと見られますが、98.20-30の抵抗を上抜けて終えれば、上値を切り下げて来た流れから上抜けて、上値余地がもう一段拡がり易くなります。逆に97円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、96.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。上値トライの可能性に繋げているので押し目買い方針継続とします。買いは97.50-60で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは97.20で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は98.20-30,98.70-80,99.10-20に、下値抵抗は97.50-60,97.20-30,96.90-00にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。

さて、明日の夜は「マーケット女史24時」のYouTube配信が予定されています。10月2日(木)20:00からスタートです。お時間のある方は是非ご参加くださいね。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。
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