今日は午後から外出の予定が入っていますので、朝のコメントを掲載しておきます。参考にして頂けたらと思います。

直近の日足は実体が値幅の小さい陽線引けとなり、トレンドは強い状態を保っていますが、揉み合い状態を抜けきれておらず、引き続き一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要です。

151円台を割り込んで終えた場合は150.50以下の下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。さらに、149.30以下で終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。逆に151.70-80の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば一段の上昇へ。

ドル買いは1日様子見か151.00-10で軽く買って150.70で浅めに撤退です。売りは151.70-80まで引きつけて。損切りは152.10で撤退です。

ユーロ/ドルは小陰線で終え上値を切り下げています。1.0760-70の下値抵抗をかろうじてまもっていますが日足の形状が弱く、下値リスクがやや高くなっています。1.0750以下で終えた場合は下値リスクが点灯、1.0700を割り込んで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。買いは様子見か、1.0760₋70で軽く買って1.0740で浅めに撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0810-20，1.0850-60，1.0880-90に、下値抵抗は1.0760-70，1.0710-20にあります。

ユーロ/円は小幅続落。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、上値を切り下げており、反発力にも乏しい形です。163.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して、162.00前後まで下値余地が拡がり易くなります。この場合でも160円台までの下げは調整下げの範囲内ですが、159円を割り込んで終えた場合は、日足、週足の下値抵抗を下抜けて、“ユーロ弱気”にトレンドが変化します。買いは163.00-10で押し目買い。損切りは162.80で浅めに撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は163.70-80，16420-30，164.60-70，165.20-30に、下値抵抗は163.00-10，162.40-50，162.00-10にあります。164.70超えで終えれば調整下げに留まった可能性が高くなり下値リスクが後退します。

ポンド/ドルは、前日足から下寄りのスタートとなりましたが、上下の抵抗を攻めきれずに実体の小さい陽線で終えています。1.2600-10の日足の下値抵抗を終値ベースで守っていますが、強い上昇エネルギーも感じられないので反発余地が限られる展開が予想されます。買いは1日様子見です。売りは1.2660-70で戻り売り。損切りは1.2710で浅めに一旦撤退です。上値抵抗は1.2660-70，1.2710-20，1.2750-60に、下値抵抗は1.2600-10，1.2570-80，1.2530-40，1.2500-10にあります。短期トレンドは1.28台に実体を乗せて終えない限り下値リスクがより高い状態です。

ポンド/円は小陽線で終えていますが、上値を切り下げる流れに変わりなく、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か190.00-10まで引き付けて。損切りは189.40で撤退です。売りは191.80₋90で戻り売り。損切りは192.60で一旦撤退です。上値抵抗は191.40-50，191.80-90，192.40-50に、下値抵抗は190.60-70，190.00-10，189.50-60にあります。189円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

豪ドル/円は寄せ線に近い形の足で終えており、寄り付き水準に戻しています。上値を切り下げていますが、調整下げの範囲内で、トレンドは強気の流れを維持して今す。99円台を回復して引ければ下値リスクがやや後退、99.70超えで終えれば調整下げが終了した可能性が高くなり、一段の上昇に繋がり易くなります。買いは98.30-40で押し目買い。損切りは97.90で撤退です。売りは様子見です。98円を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、97円割れで終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。

では皆さま良い週末をお過ごしください。