川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、下値トライの動き。下値抵抗にも注意。

2023/12/04

ドル/円は前日の陽線を打ち消す陰線引けとなり、下値リスクの高いものです。また、上値を切り下げる流れにあり、149.60-70の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクがより高い状態です。一方で今年3月に付けた129.64を基点とする中期的なサポートラインの下値抵抗が146円台前半にあり、これを守った状態にあることから、このレベルでの売りも慎重に。但し、146円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

ドル買いは様子見か146.10-20まで引きつけて軽く押し目買い。損切りは145.70で撤退です。売りは147.50-60で戻り売り。損切りは148.20で撤退です。

ユーロ/ドルは実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなり、小幅続落しましたが、下値抵抗にも跳ね返されており、反発に転ずる可能性に繋げています。買いは1.0840-50で押し目買い。損切りは1.0790で撤退です。これが付いた場合は下値リスクがやや高くなります。売りは様子見か1.0960-70まで引きつけて。損切りは1.1010で撤退です。

ユーロ/円は安値圏で引ける陰線引けとなり、下値リスクの高いものです。また、2手前の寄せ線が10/3に付けた154.46を基点とする短期的なサポートラインを下抜けており、短期トレンドもやや弱い状態です。中期トレンドが強い状態を保っており、売りも慎重に臨む必要がありますが159円を割り込んで越週するか、158円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見か159.10-20まで引きつけて。これは東京市場で付いています。損切りは158.80で浅めに撤退です。売りは160.90-00の戻り待ちとします。損切りは161.70で撤退です。161.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、162円台を回復して越週するまでは下値リスクを残します。

ポンド/ドルは前日の陰線を陽線で切り返しており、短期トレンドは強い状態を保っています。押し目買い方針継続としますが1.27台前半から後半にかけて強い上値抵抗が控えており、買いは1.2630-40の押し目待ちとします。損切りは1.0590で撤退です。売りは様子見です。1.2500を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。

ポンド/円は陰線引けとなり、前日の上げ幅を失っています。下値を切り上げる流れを維持していますが、上値も切り下げており調整下げ局面に入った状態です。もう一段押す可能性が高く買いは様子見とします。売りは187.10-20で戻り売り。損切りは187.70で一旦撤退です。184.50を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

豪ドル/円は値幅の小さい陽線引けとなり小幅続伸して終えています。短期トレンドは強い状態を保っていますが、98.50超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。買いは97.40-50まで引きつけて。損切りは97.00で一旦撤退です。売りは様子見か98.70に損切りを置くなら98.40-50まで引きつけて軽く売り向かい。96.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。

今日のランチはフレンチデリカテッセンカミヤがデパ地下に期間限定で出店してたので、寄り道してローストポークサンドを買ってみました。¥1188です。ローストポークなのでトンカツと違ってあっさりしていてお肉の味が楽しめます。3切ですが1-2切でお腹一杯になります。厚切りのローストポークとマスタードで和えたキャベツが食パンにたっぷり挟んでありました。2切食べましたがちょっと多すぎたくらいです。脂っこくないのでサッパリいただけました。

フレンチデリカテッセン カミヤ (French Delicatessen KAMIYA) – 池尻大橋/その他 | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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