川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、上値トライの動き。上値抵抗に注意。

2023/12/01

ドル/円は2手連続陽線引けとなり、上値トライの流れにありますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、149.60-70の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクを残した状態です。一方下値も、直近の二日間の下値トライの流れの中で147.00-10にやや強い下値抵抗が出来ており、147円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難くなっています。

149.60-70の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退して150円超えトライへ。逆に147円割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯、146円割れで終えた場合は、新たな下落リスクが生じます。

ドル買いは様子見か147.00~147.30ゾーンまで引きつけて軽く押し目買い。損切りは146.50で撤退です。ドル売りは148.50-60で戻り売り、損切りは149.20で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは値幅のやや大きい陰線引けとなり続落して終えています。短期トレンドの変化は認められませんが、1.0900-10の抵抗を下抜けて終えており、日足の形状が悪化しています。続落の可能性が生じており、買いは1日様子見か1.0820-30まで引きつけて。損切りは1.0790で浅めに撤退です。売りは様子見か1.0960-70で軽く売り狙い。損切りは1.1010で撤退です。1.0790-00の抵抗は下抜けた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

ユーロ/円は寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けていますが、この足が10/3に付けた154.46を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で終えており、下値リスクが点灯中です。調整下げに留まるなら158円台を大きく下抜けない可能性も高いと見ますが、下値リスクが点灯しているので、買いは様子見です。売りは161.90-00で戻り売り。損切りは162.50で一旦撤退です。

ポンド/ドルは続落し、日足の形状が若干悪化しています。1.2600-10の日足の下値抵抗を守って終えており、反発に転ずる可能性を残していますが、一方で1.27台前半に強い上値抵抗が出来ており、上値余地も限られる展開が予想されます。買いは1日様子見か1.2600-10で軽く買って1.2570で浅めに撤退です。売りは様子見か、1.2740に損切りを置くなら1.2700-10まで引きつけて軽く売り狙い。1.2500を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。

ポンド/円は小陽線で切り返して反発余地を探る動きに繋げていますが、上値を切り下げ始めており、下値リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは187.50-60で戻り売り。損切りは188.30で一旦撤退です。188.50超えで終えれば下値リスクが後退、逆に184円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

豪ドル/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。トレンドは強い状態を保っていますが、98.50-60の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは97.40-50で押し目買い。損切りは97.00で一旦撤退です。売りは様子見です。96.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。

今日のランチは久しぶりにココ壱番屋の海の幸カレーの2辛にしました。ポテトサラダも付けて¥1123でした。さらっとした辛いカレールーに少し固めのライスが良く合います。福神漬けを合間に食べて辛さを中和させながら美味しく完食しました。

ココイチのメニュー | カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

https://www.ichibanya.co.jp/menu/index.html

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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