川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、上値の重い展開。下値抵抗にも注意。

2023/11/20

ドル/円は2手連続陰線引けとなり、直近の陰線が7/28に付けた138.07を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインを下抜けた位置で終えています。日足の形状が悪化して、下値リスクがやや高くなっていますが、現状は149円台前半の下値抵抗を守っており、これを支えとして反発に転ずる可能性を残しています。但し、148.50以下で終えるか、週足が148.80以下で終えた場合は、調整下げ局面入りの可能性が高くなり、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。
逆に151.60-70の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退して上値トライの動きが強まり易くなります。

買いは様子見か、149.00-10で軽く買って148.60で浅めに撤退です。売りは1日様子見です。

ユーロ/ドルは陽線引けとなり、下値を切り上げています。買いは1.0850-60で押し目買い。損切りは1.0800で一旦撤退です。売りは様子見です。1.0700以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

ユーロ/円は2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、直近の陰線の下ヒゲが長く、下値トライに失敗した形となったことから、反発余地を探る動きが強まると見られます。買いは162.30-40の押し目待ちとします。損切りは161.90で撤退です。ユーロ売りは様子見です。162.00-10の抵抗を下抜けて終えた終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。160円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/ドルは小反発。上昇エネルギーの強いものではないので大幅続伸にも繋がり難いと見られますが、下値を切り上げる流れを維持しており、押し目買い方針継続とします。買いは1.2390-00で押し目買い。損切りは1.2350で一旦撤退です。売りは様子見か1.2540に損切りを置くなら1.2490-00まで引きつけて軽く売り狙い。1.2300を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

ポンド/円は2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げています。直近の陰線が下値トライに失敗した形となり、上値トライの可能性を残していますが、日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高い状態です。日足の下値抵抗が186.40-50にありますが、186.00以下で終えた場合は一段の下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは186.90-00で戻り売り。損切りは187.60で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが若干後退します。

豪ドル/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。前日の大陰線の下げエネルギーを残した状態ですが、トレンドの変化は認められません。買いは96.90-00まで引きつけて。損切りは96.40で撤退です。売りは様子見か98.70に浅い損切りを置くなら98.40-50まで引きつけて軽く戻り売り。96円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。

今日のランチはお隣の社長さんと久しぶりに心のパスタを食べてきました。私はベーコン、ほうれん草のバターしょうゆ味。ベーコンもほうれん草もたっぷり入っておりボリューム満点。少し太めの麺なので食べた後からずっしりお腹に来ます。¥1100でしたが、最近のランチ価格上昇の割に昔と変わらないお値段でした。Kさんはタラコ、イカ、ウニのパスター¥1200でしたが、上に刻み海苔が乗っていてとても美味しそうでした。牡蠣のシーズンになったのでメニューには載っていませんが、牡蠣のトマトソースとクリームソースのパスタも始まっていました。

スパゲティ 心 – 人形町/パスタ | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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