川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、小反発。債務上限問題解決で安心感。

2023/06/01

ドル/円は3手連続陰線引けとなりました。直近の陰線の上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となったことから、下値トライの動きが先行すると見られます。調整下げの範囲内ですが、138.60-70の日足の下値抵抗を下抜け、138.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して調整下げ余地がもう一段拡がり易くなります。逆に140.90-00の抵抗を上抜けて終えれば調整下げが一巡して一段のドル上昇へ。

ドル買いは138.80-90まで引きつけて。損切りは138.40で撤退です。ドル売りは様子見か140.80-90まで引きつけて。損切りは141.30で浅めに撤退です。

ユーロ/ドルは陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えています。下ヒゲがやや長く下値トライにも失敗しており、突っ込み売りにも注意が必要です。損切りが付いたので買いは1日様子見か1.0640-50まで引きつけて。損切りは1.0600で一旦撤退です。売りは1.0750-60で戻り売り。損切りは1.0810で撤退です。短期トレンドは1.0850超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1050超えで終えるまでは“強気”に変化しません。

ユーロ/円は続落。149円台を割り込んで終えており、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯中です。147.20-30に週足の下値抵抗がありますが、147円割れで越週した場合は短期トレンドが変化します。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは149.30-40で戻り売り。損切りは150.10で撤退です。

ポンド/ドルは4手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げています。直近の陽線の下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形となったことや、5/10に付けた1.2680を基点として上値を切り下げる流れから上抜けた位置で終えており、日足の形状が改善して一段の上昇の可能性が点灯中です。但し、週足の形状がまだ弱く1.25台に乗せて越週するか、日足が1.2550-60の抵抗をクリアするまでは買いも慎重に。買いは様子見か1.2380-90まで引きつけて。損切りは1.2340で撤退です。売りはもう一日様子見か1.2520-30の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.2560で撤退です。1.2300以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。

ポンド/円は実体が小さく下ヒゲがやや長い陰線引けとなりました。下値を切り上げる流れを維持していますが、174円台に実体を乗せて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1日様子見か172.50-60で軽く押し目買い。損切りは171.90で撤退です。売りは様子見か、174.30に浅い損切りを置くなら173.90-00まで引き付けて軽く試し売り程度に。172.00以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、170円を割り込んで終えない限り調整下げの範囲内です。

豪ドル/円は続落し下値リスクがやや高い状態ですが、調整下げの範囲内に留まっています。買いは浅い損切りが付いたので1日様子見か、90.00-10まで引きつけて。損切りは89.70で浅めに撤退です。売りは91.00-10の戻り待ちとします。損切りは91.40で撤退です。90円台を維持出来ずに終えた場合は短期トレンドが変化します。

今日のランチはシェ・オオタケでステーキランチを頂いてきました。サラダはレタスと半熟卵にシーザードレッシングが掛かったもの。ステーキは200gは有りそうなサーロインステーキ。今日は平打ちのパスタが添えてありました。お値段変わらず¥1500です。美味しいホットコーヒーも頂いて¥2000でした。もうちょっとお値段を上げてもサラダのバリエーションが拡がるといいかなぁ。

メニュー写真 : chez otake (シェ大竹) – 浜町/フレンチ | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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