川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン、高値を狙う動きは続くのか

2023/10/23

青春が消えた

谷村新司氏が亡くなりました。僕の青春の一つが終わり、ポッカリ心に穴があいたようです。
今から50年以上の前、谷村新司のセイヤングを夢中で聴いていたのを昨日のように思い出されます。午前2時前のコーナー『天才、秀才、バカシリーズ』は毎週、カセットテープに録音していました。また、2時のティータイムには、受験勉強のペンを止めて、一緒にコーヒータイムを楽しんだこともありました。当時、周りの人に『アリスのファンです』と言っても、ほとんどの人が『アリス?』という状態でしたが、『今はもう誰も』のヒットから徐々にメジャーになっていく様はファンとしては嬉しかったのを覚えています。フォークソング同好会に入っていた高校時代には文化祭に、アリスの曲を唄いました。そして、後楽園球場の解散コンサートには駆けつけました。青春時代、辛いこと、嬉しいこと常にアリスの曲が傍らにありました。もう、3人が揃うアリスを観れないのは、残念でたまりません。

「高値更新を狙う動き」

右肩上がりのABラインを意識した動きを見せていたビットコインだが、B点が位置する時間より押し目を入れた。しかし、C点が位置する時間帯を通過すると、再び上昇。ペンタゴンのど真ん中の時間帯でも大きな陽線を示現し高値を狙う動きとなっている。

次の注目日は10月28日前後である。

A点水準:約380万円
B点水準:約440万円
D点水準:約480万円

今週のポイントは高値を狙う動きは続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。先週末に到達したD点が位置する時間帯が変化日となり、週明けより新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。上値抵抗線として存在していたBCラインを超えると大きく上昇。そして、ペンタゴンのど真ん中の時間帯でも値を上げている。
この場合、480万円を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。右肩下がりのDFラインが上値抵抗線として存在している。また、E点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わることも考えられるからだ。
この場合、CEラインを割り込んでいくことになろう。

堅調な展開が続いている。すなわち、雲の上限が下値支持線になっているのと同時に、ビットコインは雲の上方で推移しているからだ。

「週明けの動きに注目」

もち合いが続いているイーサリアムだが、ABラインを超えて新しいペンタゴンに入ると陽線も出現し動き出す気配も見せている。

次の注目日は10月31日前後である。

A点水準:約30万円
B点水準:約14万円
C点水準:約24万円

今週のポイントは週明けより新しい動きが出てくるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。先週末から週明けにかけてB点が位置する時間帯を通過する。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。ABラインを超えた後も横這いが続いている。また、右肩下がりのACラインが上値抵抗線として控えているからだ。
この場合、20万円を試す動きになっていこう。

<第2シナリオ>
堅調な展開に移行する可能性も残っている。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのBCラインが下値支持線として存在しているからだ。
この場合、28万円を窺がう動きになっていこう。

雲の中に戻ってきた。次に、雲の上限を超えて雲を上抜けることが出来るのか否かがポイントになる。超えられないと、上値の重たい展開が続くことになる。

「もち合いから放れることができるか」

長いこと横這いが続いているリップルだが、B点が位置する時間帯を通過した直後より動意づいている。

次の注目日は10月24日前後である。

A点水準:約120円
B点水準:約40円
C点水準:約90円
D点水準:約70円

今週のポイントはようやくもち合いから放れていくのかということである。

<あくまでも個人的見解>
BCラインに注目したい。上値の重たい展開から堅調な展開に移行するのであれば、右肩上がりのBCラインに沿って推移していくことが求められるからだ。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。前ペンタゴンからも横這いが続いている。この先には右肩下がりの上値抵抗線ACDラインが存在しているからだ。
この場合、60円を試す可能性がある。

<第2シナリオ>
堅調な展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯より、値を上げ始めている。下値支持線としてBCラインが控えているからだ。
この場合、90円を窺がう動きになっていこう。

雲の下限をなんとか割り込むことなく推移している中で、ようやく大きな陰線が出現した。このまま雲の上限を超えていくことが出来るのか否かがポイントになる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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