川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン反発に転じ上昇、280万円を超えていくか

2023/01/16
ブログ

学生時代の友人

3年ぶりであろうか。高校時代の友人たちと新年会をやった。学生時代の友人との集まりは不思議なモノで、毎回、同じ話題で盛り上がり、騒ぐことができる。個人的な問題ではあるが、老後の生活をどこで過ごすのか、ということを考えると、歳を取ると行動範囲が狭くなるが、やはり、友人たちとの交流を重ねることが出来る距離に住みたいものだ。

「反発に転じた」

先週のレポートではB点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、B点を通過後に徐々に値を上げ始め、上値抵抗線ACラインを超えてきた。

次の注目日は1月20日前後である。

A点水準:約280万円
C点水準:約220万円

今週のポイントは反発はどこまで続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>

ADラインに注目したい。反発上昇から本格上昇に転じるのであれば、上値抵抗線として存在しているADラインを超えていく必要があるからだ。

(現在のシナリオ)

基本的には上値の重たいとなっている。上値抵抗線としてADラインが控えている。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、再び220万円を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

堅調な展開に移行する可能性もある。右肩下がりで上値抵抗線として存在していたACラインを超えてきた。下値支持線としてCDラインが存在している。そして、下値でのもち合いを上放れてきた感があるからだ。 この場合、280万円を超えていくことが期待される。

遂に、というか、ようやく雲の中に現在値が入ってきた。すなわち、下げ止まりから堅調な展開に移行することが期待される状態だ。そして、ここからもう一つ。雲の上限を超えることが出来るのか否かに注目をしたい。

「流れは変わったのか」

先週のレポートではC点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるC点を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には陽線が続き、節目の20万円に接近している。

次の注目日は1月18日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約30万円
C点水準:約20万円

イーサリアムチャート

今週のポイントは流れは変わったのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

CEラインに注目したい。堅調な展開に移行するのであれば、右肩下がりで上値抵抗線として存在しているCEラインを超えていく必要があるからだ。また、同時に20万円を超えていくことが求められる。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。上値抵抗線としてCEラインが控えている。また、D点が位置する時間帯が変化日となり、反発から下落に転じる可能性もあるからだ。 この場合、15万円を窺がう可能性も出てこよう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も出てきた。B点が位置する時間帯より値を上げ始め、ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も値を上げているからだ。 この場合、20万円を超えていくことが期待される。

現在値が雲の中に入ってきた。すなわち、下値でのもち合いから上放れ、堅調な展開へ移行する可能性が出てきたことを示唆している。この雲を上抜けることが出来るのか否かに注目をしたい。

「流れが変わるのか」

先週のレポートでは、C点に注目した。C点が位置する時間帯を通過することで新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、横這いが続いていたのだが、先週末にかけて値を上げ始めた。

次の注目日は1月19日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約70円
C点水準:約120円
D点水準:約90円

今週のポイントはもち合いを上放れることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>

DEラインに注目したい。堅調な展開に移行するのであれば、この際に控えている上値抵抗線DEラインを超えていくことが求められる。しかも、AEラインに近い水準ではなく、60円に近い水準が求められる。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。下値でのもち合いが続いている。右肩下がりのBEラインが上値抵抗線として存在している。また、BEラインを超えたとしても、DEラインが控えているからだ。 この場合、40円をためす可能性が残る。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。D点が位置する時間帯よりやや値を上げ始めている。また、下値支持線としてAEラインが控えているからだ。 この場合、60円を超えていくことが求められる。

下値でのもち合いから、やや値を上げて来ている。ただし、現在値は依然と雲の下方で推移している。したがって、堅調な展開に移行するには、まずは雲の中に入ることが出来るのか否かがポイントになる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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