川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン横這いのまま、今週は新しい動きが出てくるかに注目

2023/01/09

おみくじ

63回目の挑戦だったが、今年も初夢で『富士山、鷹、茄子』を観ることは出来なかった。 初夢を見る回数も残り少なくなってきたが、富士山の初夢を観ることは出来るのであろうか。ただ、今年の初詣はおみくじが例年に比べて良かった。大吉と中吉であった。今年1年はこのおみくじを信じて過ごしてみよう。

「週明けの動きに注目」

もち合いが続いている。すなわち、A点が位置する時間帯を通過しても、上値抵抗線ABラインを超えても新しい動きが出るわけでもなく、横這いが続いている。

次の注目日は1月15日前後である。

A点水準:約280万円
C点水準:約220万円

今週のポイントは新しい動きが出てくるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

B点に注目したい。先週末にB点が位置する時間帯を通過した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。A点が位置する時間帯を通過した後も値を上げることなく推移している。また、右肩下がりのACラインが上値抵抗線として存在しているからだ。 この場合、200万円を割り込んでいくことになろう。

(第2シナリオ)

堅調な展開に移行する可能性もある。ABラインを超えてきて後はやや値を上げている。また、B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、280万円を窺がう動きになっていこう。

雲の下限に沿って推移している。故に、上値の重たい展開が続いている。雲の中に入ることが出来るのか否かがポイントになる。

「ど真ん中の時間帯を通過する」

下値でのもち合いが続いているイーサリアムだが、C点が位置する時間帯を通過するとやや値を上げてきている。

次の注目日は1月11日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約24万円
C点水準:約20万円
D点水準:約24万円

今週のポイントは新しい流れが出てくるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

D点に注目したい。週央にD点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過する。したがって、ど真ん中の時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。下値支持線と期待されたADラインを割り込んでしまっている。また、上値抵抗線DEラインが控えているからだ。 この場合、14万円を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯を通過した後は値を上げて来ている。また、ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、20万円を窺がう動きになっていこう。

雲の下限に到達。堅調な展開に移行するのであれば、まずは雲の中に入ってくることが求められる。

「週明けの動きに注目」

下値水準での横這いが続いている。特に、B点が位置する時間帯を通過した後は下値支持線AEラインに近づいている。

次の注目日は1月12日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約70円
D点水準:約90円

今週のポイントは週明けの動きに注目ということである。

<あくまでも個人的見解>

C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯を通過した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。ど真ん中の時間帯を通過した後も上昇することなく推移している。また、右肩下がりのBEラインが上値抵抗線として存在しているからだ。 この場合、40円を割り込む可能性もある。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開を移行する可能性もある。下値支持線AEラインが存在している。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、60円を超えていくことになろう。

雲の下方を推移し、軟調な展開が続いている。しかも、転換線および基準線の下方を推移している。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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