川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン下げ止まる動きを見せてはいるが、引き続き軟調な展開

2022/06/27

38年目

今週、私が主催しているゴルフコンペが行われた。今年で38年目を迎えた。第1回は1985年8月12日に行われた。そして、この写真は今年の始球式のボールである。今年はゴルフ人生最高のスタートを切った4ホール終わった段階で3アンダーとスタートダッシュをした。しかし、猛暑の中、途中で失速。終わってみればいつものスコアとなっていた。

「週明けの動きに注目」

先週のレポートでは、AEラインに注目した。AEラインを割り込んでいる時間の逆行という状態が解消されるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、下げ止まる動きを見せてはいるが、上値の重たい状態が続いている。

次の注目日は7月2日前後である。

A点水準:約380万円
B点水準:約540万円
C点水準:約440万円
E点水準:約280万円

今週のポイントは週明けに流れが変わるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

軟調な展開が続いている。AEラインを割り込み、時間の逆行が生じている。また、AEラインを超えたとしても、右肩下がりのDEラインが上値抵抗線として存在しているからだ。 この場合、250万円を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

下げ止まり方落ち着いた動きになっていく可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まることが期待される。また、時間の逆行は解消される確率が高いからだ。 この場合、350万円を窺がう動きになっていこう。

軟調な展開が続いているのだが、先週末の終値は転換線を超えてきた。この後は、基準線を越えていくことが出来るのか否かがポイントになる。基準線を越えていくことが出来れば、下げ止まりから堅調な展開に移行することになろう。

「下げ止まったのか」

先週のレポートでは、AEラインに注目した。下げ止まるのであれば、AEラインが下値維持線となることが期待されたからだ。 実際には、一時的にAEラインを割り込む場面はあったのだが、先週末の終値はAEラインを維持して取引を終えている。

次の注目日は6月28日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約24万円
C点水準:約20万円
D点水準:約30万円

今週のポイントは下げ止まることが出来たのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

CEラインに注目したい。イーサリアムは青線で表示をしたラインに絡んだ動きとなっている。したがって、堅調な展開に移行するのであれば、右肩下がりの上値抵抗線として存在しているCEラインを超えてくことが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

軟調な展開が存在している。B点が位置する時間帯より大きく下落。上値抵抗線としてCEラインが存在しているからだ。 この場合、AEラインを割り込み12万円を試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。下値支持線としてAEラインが存在している。週明けにD点が位置する時間帯を通過する。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、20万円台を回復することが求められる。

下げ止まった後は値を上げ、転換線を超えてきた。次は基準線を超えてくることが出来るのかに注目をしたい。

「下げ止まったのか」

先週のレポートでは、ADラインに注目した。下げ止まるのであれば下値支持線として存在しているADラインを割り込むことなく推移していくことが求められたからだ。 実際には、ADラインを割り込むことなく推移している。

次の注目日は6月27日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約70円
C点水準:約90円
E点水準:約120円

今週のポイントは下げ止まることが出来たのかということである。

<あくまでも個人的見解>

ADラインに注目したい。下げ止まることが出来たのであれば、今後もADラインを割り込むことなく推移していくことが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も値を下げている。上値抵抗線としてCDラインが存在しているからだ。 この場合、40円を割り込んでいく可能性がある。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。下値支持線としてADラインが存在している。また、右肩上がりのDEラインが下値支持線として控えている。そして、D点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、60円を超えていくことが必要になる。

雲の中に入ることが出来るのか、に要注目。これは、遅行スパンが26日前のローソク足を越えていくことにもつながる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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