「若林栄四講演会in大阪」開催のお知らせ
来る10月9日(土)午後2時より、大阪第一ホテル(丸ビル内「モナークの間」にて「若林栄四講演会」を開催します。詳細はワカバヤシ エフエックス アソシエイツのホームページよりご覧ください。http://www.wakafxinfo.com/seminar_detail.php?code=57&page=1
若林栄四
わかばやし・えいし
1966年東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。著書:、『大円高時代』(ダイヤモンド社)、『ドルの復活 円の失速』(ダイヤモンド社)、『勝つドル 負ける円』(フォレスト出版/大竹愼一氏との共著)『黄金の相場額 2005~2010』(講談社)、文庫版『黄金の相場額』(講談社+α文庫)、『「10年大局観」で読む2019年までの黄金の投資戦略』(日本実業出版社/2009年2月)など。
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来る10月9日(土)午後2時より、大阪第一ホテル(丸ビル内「モナークの間」にて「若林栄四講演会」を開催します。詳細はワカバヤシ エフエックス アソシエイツのホームページよりご覧ください。http://www.wakafxinfo.com/seminar_detail.php?code=57&page=1
Bush 前大統領のやった減税(時限立法)の有効期限が今年いっぱいで期限切れになる。
これを期限到来で実質的に増税とするか、あるいはこの減税措置を延長するかでワシントンは揉めている。
景気が思わしくないのに実質増税は論外(共和党)、財政赤字が大きいので、主に金持ち優遇の減税措置を延長することなく少しでも政府財政の歳入増加に寄与すべきである(民主党)という論戦である。年収20万ドル以下の個人、25万ドル以下の家計は増税の対象とならないというのが民主党の考えだ。
ギリシャ問題をきっかけにソブリンリスクが脚光を浴びたので、財政赤字は減らさなければいけないというのが米国のコンセンサスである。
今までの相続税(ブッシュ減税後の)はまず基礎控除が3百50万ドルあり、それを超える部分に45%課税となっていたのが、減税措置がなくなると基礎控除が1百万ドルでそれを超える部分に55%課税となるらしい。
米国はとてつもなく金持ちの数が多い国なので、これで被害をこうむる人の数は結構中間選挙の結果を左右するだけの力を持っている。
考えてみると、今米国景気が悪いから長期金利が大低下しているということは、財政赤字の問題は市場ではそれほど気にしていないということであろう。気にしていれば、長期金利は上昇して、政府の借入コストが上昇さらに財政赤字が拡大するという循環になりかねない。
ギリシャと米国を同列に置くことはナンセンスで、やはり米国は景気刺激に財政出動するべきだと見ている。
金持ちから召し上げて、ばらまくというのが正しい政策のような気がする。
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8月16日早朝、テレビ東京の「モーニングサテライト(5:45am~6:40am)」にNYから出演します。 見逃された方はhttp://www.tv-tokyo.co.jp/nms/でもご覧頂けます。 |
最近、米国のテレビ(CNBC、BLOOMBERG)を見ていると、盛んにコメンテーターがJAPAN、JAPANと繰り返していることが多い。日本がこうしたマーケット関連のテレビの話題になることはほとんどなく、中国の話題がアジア関連では圧倒的に多かったにもかかわらず、このところ日本、日本の連呼が聞かれる。種を明かすと、最近の米国景気のスローダウンで、デフレ懸念が出て来たとする一部のエコノミスト(FEDの中にもいる)の見方が力を得て来たということである。
それでデフレといえば日本ということで、日本のように10年以上デフレで呻吟するのではないか、あるいは日本と米国では違うといった議論が盛んになったということである。日本人としては決してありがたくない話だが、確かに米国が日本と同じようなデフレに陥るとは考えにくい。なぜならば米国には日銀がないからである。FEDは日銀とは違って、象牙の塔ではなく、実践できるエコノミストが幹部にいるからである。確かに政府の景気対策は手詰まりかもしれないが、その分FEDがデフレを防ぐためには何でもするという期待感を持たせてくれる。もっともその何でもするというところが、ドルの大幅安につながるということなのだろうとは思うが。
日本もデフレから脱却するためには、日銀が何でもするという期待感を持たせるほど頼もしいといいのだが。当分日本が話題になるのはデフレと関連付けてでしかあり得ないと思われる。でも5年したら日本の国は変わっているはずである。1990年からの不況がもう20年も来ているわけだから、いくらなんでも変わるでしょう。その前に大円高をやってからではあるが。
7月22日付のNY タイムズの経済欄で、前日のFRB議長バーナンキの議会証言の中の米国景気について“unusual uncertainty “ (異常な不確実)との発言に株式市場がネガティブな反応を示して100ドル以上株価が下落したとの解説があった。
その解説を読んでいる時間帯―22日朝にNYダウはいきなり100ドル高で始まり230ドル高まで急騰した。もし、この高値がキープされる場合、23日のNYタイムズの経済欄の解説はどうなるのかなと意地悪な気分で期待している。
ここで大事なことは、毎日の相場の動きを説明することにほとんど意味がないということである。もし投資家が昨日と今日と突然気分を変えたと無理やりに理由付けするならどう見てもそれは嘘である。
投資家が相場を動かすのではなく、相場は勝手に動くのである。投資家は上がるマーケットでは買い、下がるマーケットでは売ることが多い。投資家が買うから上がり、売るから下がるのではないのである。
したがって相場解説の場合の主語は投資家ではなく、相場でなければならない。米国のメディアの主語は常に投資家である。したがって彼らの解説は信用できないのである。しかし、ここまで世の中の誤解が決定的になっている場合、この常識を覆すのは難しい。
本当に相場の研究をもっと進め、世の中の誤解を正すところまで行きたいものだ。
6月9日にこの欄でユーロ・ドルの行き過ぎを指摘していた。1.20割れで相場が終わったのではないかという記事である。本当にあの下げ相場の最後はばかばかしいほどのエモーショナルな相場であった。ヘッジファンドなどというもののわからない連中が腕力を振り回して、最後はなんでもユーロ売り材料にしてしまうわけだ。
結局1.1876というチャート通りのポイントで相場が折り返したことになる。となると別にヘッジファンドが無理やりに相場を持って来たのではなく、相場自身が走りたいだけ走ったということになりそうだ。
あの総悲観のムードでさらにユーロ安を言っていた人たちは今どうしているのか発言を聞いてみたいものだ。
大きな底を付けたユーロは信じられないぐらい暴騰するものとみている。
6月の講演会では1.60狙いと申し上げたが、あまり誰も信じていなかった。1ヶ月経つと1.30まできた。
2012年の1.60はそれほど無茶な目標ではなくなってきたように思えるのではないか。
米国では先週10年物債券の長期金利が先物で123を付けて、相場下落、金利上昇に入りつつある。
日本でも今週10年物国債先物が141円95銭までやり、月足の上限141円60銭にタッチしたのち若干反落141円23銭まで週末には下落した。
そろそろ長期金利が本来の上昇トレンドに入り始めたのではないかとみている。
米国の長期金利上昇は、景気総悲観の行き過ぎの是正であろう。
米国金利上昇に一番良く反応するのは日本株である。米国長期金利が上昇すると日本の株価が上昇する方向に反応するのである。
米国金利が上昇する状況すなわち米国景気の改善が日本経済に良い影響を与えるということであり、さらには米国株ほど金利上昇の悪影響を受けない、つまり日本株の金利感応度が低いという辺りにその原因がありそうである。
金利上昇が筆者の予想通りだとすれば、日本株も思ったより上昇する可能性が高い。
このところ休暇らしい休暇をあまりとらなかった。ということで今回は2週間ほどイタリア南部で休暇を過ごすことにした。気候は信じられないぐらい快適で、夜はセーターがいるぐらい涼しくなる。昼間は太陽が出ると暑いが、日陰は涼しく風が吹くとウィンド・ブレーカーが必要になる。イタリア南部の初夏というのはもっと大汗をかくイメージだったが全く違う。イタリア南部でも長靴の形をしたイタリアの靴の踵のところに2週間滞在するつもりである。イタリアでもこの地方は貧しく、ろくな産業もなく、観光資源もローマ、ベニス、フィレンツェほかの各地に比べればやはり大したことはない。あるのはオリーブの木と海産物であるが、どうも今まであまり大したレストランと遭遇せず、どちらかというとはずれの食事が多い。それでも材料がいいのでおいしいのだが。これを日本のシェフに料理させればさぞうまいだろうなと思いながら食事をしている。やはり東京は世界の味の中心ではないかと常々思っているが、はずれの飯を食ったときは東京を懐かしむことしきりである。イタリア語の何を言っているかわからないテレビを見るぐらいで、ほとんど外界と隔絶された生活を送っていると、マーケットでの一喜一憂がばかばかしく見えてくる。もっともそのマーケットのおかげで休暇もとれるわけで、マーケット様さまの人生であるが、たまには休暇の間決め打ちで相場を見ないというのも一興である。2週間後、相場を見るのが怖い。
今回の民主党のクーデターはほぼパーフェクトに執行された。おそらくクーデターを執行した人たちもこううまくいくとは思っていなかったとおもう。
パーフェクトタイミングでパーフェクトシナリオであった。ここまでうまくいくというのは人為ではありえないだろう。
この裏に策士ががいてシナリオを描いたというわけではなく、偶然にこういうシチュエイションが出現しそれを、テイクアドバンテジした」というのが真相だろう。すなわち人為ではなく、神意だろうという気がしている。
もし神意だとすれば、参議院選挙は民主党が圧勝し、菅首相が権力基盤を強めるということになるだろう。
とすると、菅首相はひょっとすると、名首相として歴史に名を残す人になることになるかもしれない。
それは彼の資質だとか人柄だとかとは関係のない世界で、ただ日本の国がどん底から脱出する時間帯が
ここ2年位のタイミングに迫ってきていると思うからである。その時に首相の座に就いていた人は、幸運にも日本をどん底から救った人と歴史に評価される可能性があるということである。
インサイダーによると菅首相は自分に利益を図ることには熱心だが、利益にならないと見向きもしない人という評価が定着しているようだが、そのような人が、名首相になるというのは皮肉であるが大いにありうることなのである。
いい人だから、優秀な人だから実績を残すというのがそれは理想的だが、必ずしも歴史はそういう風に展開してきていないのである。
今回のパーフェクトストームを見て、ひょっとすると菅首相は神に選ばれた人ではないかという気がしている。
まあだれが首相であろうが、日本がどん底から脱出する時間帯が近付いていることは確かである。
今から3年後には日本人の笑顔が増えていることは間違いないだろう。
ユーロ・ドル相場が1.20を割り込んできた。その割にはフォロースル―がなく1.19台でぐずぐずしている。
下がりもしないが、上がりもしない。一方で1.19というのは黄金分割でみた強力な月足のサポートのエリアである。
今週に入って明らかに今までとプライスアクションが変わってきている。先週までの急激なユーロ戻り高局面が影を潜めている。一方でこれ以上の下げも見られない。
1.20割れの安いところでそれなりの均衡を保っている。
一般的には相場はこういう状態になると次に相場がブレイクした方向に進みがちである。
ではどちらにブレイクするのか。相場であるので断言はできないが、ここまで相場がエモーショナルになると終わることが多い。エモーショナルの例はユーロ紙切れ化継続なる某紙のヘッドラインに表れている。
今週末1.20超えで引けたりすると、相場が終わっている可能性がぐっと拡大する。
1.20という大台を切ったところで、相場が走り切るというのもよくあることである。大台を切ったからさらに行くと
いうものでもないのである。大台を切ったから相場が終わるというのは逆説的だが、そこがそうばのおもしろいところである。
今度こそユーロ底打ちの宣言ができるのではないかと期待している。
若林栄四大阪講演会のご案内
若林栄四特別講演会in大阪
10月09日(土)
14:00 ~ 16:00
場所:大阪市
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