NYダウの年足を研究している。
年足で見た最高値は2017年末の24,719ドルである。
2018年末は23,327ドルで今までの高値は24,719ドルである。
大恐慌安値は1932年7月の40ドルである。
この40ドルを黄金律618倍してみると24,720ドルとなる。2018年は高値26,951ドルまで見たが、引けは2,3327ドルである。
人間のパーセプション(※1)はいい加減なもので、年足の高値が25,000ドルに満たないことはとっくに忘れている。しかしこの24,720ドルは大事な節目の数字である。
2019年末の数字が24,720ドル以下ならば、完全にこの618倍が効いていることになりそうだ。
もう一つ大恐慌安値から50年目の1982年8月の安値770ドルから直近のブルマーケットはスタートしている。
そのスタートにダブルペンタゴンの高さ95.5単位の23,875ドルを加えると24,645ドルと、これもほぼ2017年末の24,719ドルと74ドルしか違わない近似値である。
以上の年足から見ると、今年年末相場が24,700ドル前後より下で終わる可能性がずいぶん高いと思われる。
今のレベルの26,000ドル台に目が慣れているマーケットの人たちから見ると、ナンセンスと思われるかもしれないが、筆者は大いにメイクセンスとみている。(※2)
※1 パーセプション perception 知覚、認知力、理解
※2 make sense 理にかなう