NASDAQが3月13日の高値7637を上に抜いてきた。
NYダウもSP500も1月の天井にはるかに及ばないレベルで、NASDAQだけが新値を更新してきた。
この相場の日柄を見ると2000年3月10日のITバブル頂点からの72半期目を過ぎ、6月一杯は73四半期目(36.5単位)の盛り上がって終わる日柄である・ITバブル破裂後の最安値1108は2002年10月10日である。
2002年第4四半期からの15年半62四半期目は2018年4-6月である。ということでこの相場は6月末を越えて新値を更新するのが難しいだろう。
つまり新値を更新して走り出した相場は6月末までに終了して、大天井を示現することになりそうだ。
その6月末までにNYダウは1月26日の高値26616ドルを超えることはないだろう。
SP 500も1月26日の高値2872を超えるのは難しそうだ。
違ったインデックスが一つは高値更新、その他は高値更新せずとなると典型的なベアリッシュ・ダイバージェンス(売りシグナル)となる。
因みにNASDAQの天井をどのあたりまであるかと言うと、73四半期前のITバブル頂点5132にペンタゴンの対角線の長さ3090ポイントを加えた8222と言うのが天井として美しいレベルである。
あるいは大底1108からの黄金分割三角形の上限8195と言うのも美しい。
後3週間で6.7%の上昇と言うのは相場の終わりにふさわしい急騰である。