ドル円は、直近の日足が小陽線で終え、小幅続伸して引けました。下値を急角度で切り上げる流れに変わりなく、トレンドは非常に強い状態を維持しています。押し目買い方針継で。

但し、151.70-80の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。

ドル買いは154.30-40で押し目買い。損切りは153.80で撤退です。売りは様子見か155.70-80まで引きつけて。損切りは156.10で浅めに撤退です。

ユーロ/ドルは寄せ線に近い形の陰線引けとなり、寄り付き水準に戻して引けています。1.0600-10の下値抵抗に跳ね返されましたが、トレンドがまだ弱く反発余地も限られる展開が予想されます。下値リスクがより高く、基本戦略は戻り売り方針継続です。買いは様子見か今日1日だけ1.0600-10で軽く買って1.0570で浅めに撤退です。浅い利食いも着実に。売りは1.0650₋60で戻り売り。損切りは1.0710で一旦撤退です。上値抵抗は1.0630-40，1.0650-60，1.0700-10に、下値抵抗は1.0600-10，1.0570-80，1.0550-60にあります。短期トレンドは1.0860₋70の抵抗を上抜けて終えない限り、変化しません。またこの場合でも1.0910-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。

ユーロ/円は小幅続伸し、上値トライの可能性に繋げています。また、この足が164.10-20の抵抗を上抜けて終えており、調整下げが終了した可能性が点灯中です。一方で対ドルでのトレンドが弱いので急伸にも繋がり難いと見ています。165.10-20に一段と強い上値抵抗がありますが、これをクリアして165円台で終えれば“ユーロ強気”の流れに戻して上値余地が一段と拡がり易くなります。逆に163.30-40の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。162.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。買いは163.80-90で押し目買い。損切りは163.30で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は164.80-90，165.10-20，165.50-60，166.10-20に、下値抵抗は163.80-90，163.30-40，162.80-90，162.50-60にあります。

ポンド/ドルは小幅続落。トレンドは弱い状態ですが、直近の陰線が下げエネルギーの強いものではないことや、1.2400-10に強い下値抵抗があり、何度か失敗する可能性も高いポイントです。突っ込み売りにも注意が必要でしょう、買いは様子見か1.2390-00まで引き付けて。損切りは1.2360で浅めに撤退です。売りは1.2470₋80で戻り売り。損切りは1.2520で撤退です。上値抵抗は1.2460-70，12490-00，1.2540-50に、下値抵抗は1.2400-10，1.2370-80，1.2340-50にあります。短期トレンドは1.2650超えに戻して引けない限り、変化しません。

ポンド/円は小幅続伸し、上値余地を探る動きに繋げています。トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、192.80-90の抵抗にもぶつかっており、上値余地が限られる可能性も高いと見ています。買いは191.80₋90で押し目買い。損切りは191.30で一旦撤退です。売りは様子見か192.80₋90で軽く売って193.20で浅めに撤退です。上値抵抗は192.80-90，193.10-20，194.00-10に、下値抵抗は191.80-90，191.40-50，191.00-10，190.60-70にあります。190円割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。

豪ドル/円は陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、99.00を終値ベースで若干下抜けており、小幅続落の可能性がありますが、下値を切り上げる流れを維持しており、深い押しにも繋がり難いと見られます。97.70-80の抵抗を下抜けて終えない限り、押しは一旦買い場と見ています。損切りが付いたので、買いは1日様子見か98.90-00で押し目買い。損切りは98.50で一旦撤退です。売りは様子見です。

さて、明日18日（木）20:00から、3回目となる「マーケット女子24時」をYouTube配信します。私も楽しみにしているロンドン情報やチャートを使ってドル円や金相場の方向性を探ります。ご興味のある方ぜひご参加ください。どなたでもご参加いただけます。

マーケット女史24時｜川合美智子氏と松崎美子氏が日本・ロンドン・NYの相場を予測！ (trade-trade.jp)