川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、押し目買い。クロス円、小確り。上値抵抗に注意。

2023/10/27

ドル/円は小幅続伸し、上値トライの流れを維持しています。日足の上値抵抗にはぶつかりましたが、下値抵抗も守っており下値余地が限られる展開が予想されます。トレンドが強い状態を保っているので押し目買い方針継続です。
但し、149.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなります。147.40-50の抵抗を下抜けた場合は、短期トレンドの変化に要注意。

ドル買いは150.10-20で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは149.40で撤退です。売りは様子見か150.80-90まで引きつけて。損切りは151.20で浅めに撤退です。

ユーロ/ドルは寄せ線で終え寄り付き水準に戻しています。上値の重い感がありますが、強い下値抵抗ポイントに到達しており、1.0450を割り込んで終えない限り、上値トライの可能性を残します。買いは1.0530-40で軽く押し目買い。損切りは1.0490で撤退です。売りは様子見です。1.0450を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。

ユーロ/円は実体の小さい陽線で終えています。下値抵抗に跳ね返されており、この反動で上値余地を探る動きが強まると見られます。買いは158.40-50で押し目買い。損切りは157.90で撤退です。売りは様子見か159.80-90の戻り待ちとします。損切りは160.10で浅めに撤退です。160円に乗せて終えれば一段の上昇へ。逆に、157.40以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

ポンド/ドルは小反発。トレンドは弱いままですが、10/4に付けた1.2037との二番底形成となる可能性もあるので売りも慎重に。買いは様子見か、1.2060に損切りを置くなら1.2100-10で軽く試し買い程度に。売りは1.2170-80の戻りを軽く売って1.2220で浅めに一旦撤退です。1.2310-20の抵抗を上抜けて終えれば“強気”に変化します。

ポンド/円は小反発。181円台の抵抗を守っていますが、上値を切り下げる流れに変わりなく、下値リスクを残した状態です。買いは様子見か181.00-10まで引きつけて。損切りは180.70で浅めに撤退です。売りは183.00-10で戻り売り。損切りは183.60で撤退です。

豪ドル/円は前日に上値トライに失敗した流れを受けて、下寄りのスタートとなりましたが、下値抵抗を守って陽線引けとなりました。上値を切り下げる流れから上抜けきれていないので、買いは無理せず94.40-50の押し目待ちとします。損切りは93.90で撤退です。売りは95.60-70で戻り売り。損切りは96.10で撤退です。93.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。

今日のランチは美味しい焼き魚が食べたくなって、魚久の本店のレストラン「あじみせ」へ。選んだのはあじみせ定食¥1980です。焼き魚は銀鱈と鰆の西京焼きの二種盛り(これはさすが魚久、絶品です)、小鉢はゴボウ、ニンジン、レンコンのキンピラ、小さな器に明太子、イカの塩辛、貝のひもの佃煮風、鮪の山掛けがそれぞれ入ったもの。そしてご飯(お代わり自由)、お味噌汁、香の物が付いています。色々な味が楽しめます。人形町ランチとしては少しお高めですが、料理の内容と味を考えるとむしろお得感満載の感じです。焼き魚だけでご飯一杯行けちゃう感じでしたが、食べ過ぎてしまいそうなので、お代わりせずに沢山のおかずにご飯をちまちま食べて、終えました。ご飯お替りの声があちこちで聞こえました。11時半頃少し前に入店出来ましたが、終わってお店を出るころには階段下まで行列が出来ていました。美味しい焼き魚が食べたくなったらはやり、ここが一番です。

お食事処:あじみせ(ランチ) | 店舗案内 | 京粕漬魚久 (uokyu.co.jp)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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