川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、押し目買い。クロス円、上値抵抗に注意。

2023/09/06

ドル/円は陽線引けとなりこの足が146.50-60の抵抗をしっかり上抜けて一段高に繋がりました。強い上値抵抗ポイントに到達し始めていますが、トレンドが強い状態を保っており、押し目買い方針継続です。

買いは147.10-20で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは146.40で撤退です。売りは様子見です。

148.80超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなります。逆に145.50を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、144.50以下で終えない限り下値余地も拡がり難いでしょう。

ユーロ/ドルは陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えています。トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは1.0770-80の戻り待ちとします。損切りは1.0820で撤退です。短期トレンドは1.0950超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが1.1050超えで終えるまでは下値リスクを残します。

ユーロ/円は小幅続伸となりましたが、上昇エネルギーの強いものではなく、159.30-40の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるか159.50-60の抵抗をクリアするまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か156.90に損切りを置くなら157.50以下で軽く押し目買い。売りは1日様子見か158.80-90の戻り待ちとします。損切りは159.60で撤退です。現状は調整的な下げの範囲内ですが、155円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化します。

ポンド/ドルは陰線引けとなり上値を切り下げています。トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは1.2610-20で戻り売り。損切りは1.2650で撤退です。

ポンド/円は続伸。この陽線が下値トライに失敗した形となり、上値トライの動きが期待出来ますが、下値リスクがまだ高いので買いは様子見か184.10-20まで引きつけて。損切りは183.50で撤退です。売りは185.80-90で戻り売り。損切りは186.20で浅めに一旦撤退です。186円台に値を戻せば下値リスクがやや後退、186.50超えで終えれば“強気”の流れに戻します。

豪ドル/円は陰線引けとなり、前日の上げ幅を失っていますが、この陰線の下ヒゲが長く、下値トライにも失敗しています。93.50を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難いと見ています。買いは損切りが付いたので1日様子見か93.70-80で押し目買い、損切りは93.30で撤退です。売りは様子見か94.50-60で軽く売って94.80で浅めに撤退です。95円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。逆に93.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、93.00以下で終えた場合は“弱気”に変化します。

昨日は浜町の味蕾(みらい)で飲み会でした。茶豆や海老しんじょう、お刺身の盛り合わせ、カマンベールチーズのフライ、今年初めての松茸の土瓶蒸し(やっぱり美味しい!)と一通りのものを頂いた後で、さらにミニ天丼も作って頂きました。とても美味しくてお腹が一杯なのにしっかり完食してしまいました。二次会まで参加してしまい、焼酎(麦、芋)、白ワインなども空けて、流石にちょっと飲みすぎです。反省..。

日本料理 味蕾 (ミライ) – 浜町/日本料理 | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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