川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、押し目買い。

2023/04/18

ドル/円は直近の日足が前日足から上寄りのスタートとなり、小陽線で終えています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、この足が昨年10月に付けた151.95と3月に付けた直近高値137.91を結ぶレジスタンスラインから若干上抜けた位置で終えており、上値余地が拡がり易くなっています。今日のNY市場終値が133.80以下で終えた場合は“ダマシ”に終わった可能性が生じますが、日足の形状が安定しており、短期トレンドが強い状態を保っているので、ドルの押し目買い方針で。

短期トレンドは132.50割れで“ニュートラル”な状態に戻します。さらに131.70以下で終えた場合は下値リスクが点灯、130.50以下で終えた場合は“ドル弱気”に変化して下落幅拡大に繋がり易くなります。逆に135.00超えで越週すれば137~138円台が視野に入って来ます。

買いは134.10-20で押し目買い。下値余地を133.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは133.40で撤退です。ドル売りは様子見か135.30に損切りを置くなら135.00-10で軽く売り向かい。

ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではないので、下値抵抗を守って反発に転ずる可能性を残しています。但し、1.0850以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。買いは1.0900-10で押し目買い。損切りは1.0840で撤退です。売りは様子見か1.1010に浅い損切りを置くなら1.0970-80の戻りを軽く売り狙い。

ユーロ/円は前日足から上寄りした位置に小陰線が出ています。下げ余力の強いものではなく、トレンドも強い状態を保っています。買いは146.40-50で押し目買い。損切りは145.80で撤退です。売りは様子見です。145.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、145円台を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/ドルは小幅続落となり、日足の形状が悪化し始めています。買いは1日様子見か1.2350-60で軽く買って1.2290で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが点灯します。売りは様子見です。

ポンド/円は小陽線で終え上値トライの流れに変わりありません。買いは165.80-90で押し目買い。損切りは165.30で一旦撤退です。売りは様子見です。164.50割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

豪ドル/円は小陽線で終えています。上値トライの流れにありますが、90.50超えで終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。高値圏にあるので買いは1日様子見か89.50-60の押し目待ちとします。損切りは89.20で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か90.10-20で軽く戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは90.60で撤退です。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、88円割れで終えた場合は“弱気”に変化します。

今日は文庫本を買った帰りに「海苔弁いちのや」で看板メニューの、のり弁をテイクアウトしました。¥1080です。白身魚のフライ、竹輪の磯辺揚げ(1/2本とかなり大きめ)鶏を焼いたもの、キンピラゴボウ、野沢菜、そして上下を海苔で挟んだもち麦入りご飯、海苔の下に隠れた煮卵1/2と、おかずもご飯もボリュームたっぷりのお弁当です。オープン当初は人形町界隈のランチ価格は800~1000円が主流だったので、1080円のお弁当はちょっとお高い感じでしたが、今や外で食べるランチは1000~1200円が主流ですから、オープン当初とお値段が変わらないのり弁がなんだか安く感じられるようになりました。

海苔弁いちのや 人形町店 – 日本橋人形町の和食店 (business.site)

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

ブログランキング

  • にほんブログ村 為替ブログへ

最新の記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし

アーカイブス

無料会員募集中