川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、上値トライの動き

2023/04/10

ドル/円は直近の日足が小陽線となり、小幅続伸して終えています。上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクを残した状態ですが、日足の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。

日足が、132.70超えで終えるか133.00-10の抵抗をクリアした場合は、“ニュートラル”な状態に戻して133.50-60超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。逆に、130.90以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、130円を割り込んで終えた場合はレンジ内から下抜けて新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。

ドル買いは様子見か131.00-10まで引きつけて。損切りは130.50で一旦撤退です。売りは132.50-60で戻り売り。これは東京市場で付いています。上値余地を132.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは下値リスクが若干後退する133.10で撤退です。

ユーロ/ドルは小反落。トレンドの変化は認められませんが、1.1030-40の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1.0890-00の浅い押し目を軽く拾って(これは東京市場で付いています)1.0870で浅めに一旦撤退するか、1.0840以下の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.0790で撤退です。売りは様子見です。1.0750以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。

ユーロ/円は小陽線で終え、小幅続伸しています。上値トライの可能性に繋げていますが、レンジ内の上限から上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。買いは1日様子見です。売りは144.70-80で戻り売り。損切りは145.20で浅めに一旦撤退です。145円台で終えれば下値リスクが後退、145.50超えで終えれば“強気”に変化して一段の上昇へ。逆に142.50以下で終えた場合は141円台の足元を固め直す動きへ。140.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、140円割れで終えた場合は下落余地が拡がり易くなります。

ポンド/ドルは小幅続落。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っています。買いは1.2400-10で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.2370で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か1.2500-10まで引きつけて。損切りは1.2530で浅めに撤退です。1.2300以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。1.25台に実体を戻せば一段の上昇へ。

ポンド/円は小幅続伸して終えていますが、165円台に乗せて終えるまでは下値リスクを残します。買いは様子見です。売りは164.40-50で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは165.20で撤退です。160円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。

豪ドル/円は小反発。88円台に実体を戻しましたがトレンドは弱いままです。買いは様子見です。売りは88.70-80の戻り待ちとします。損切りは89.20で撤退です。90.20超えで終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。

今週からW氏もNYに戻り、平穏な?生活パターンに戻りました。ランチも今日は食べたかったココ壱番屋のカレーとサラダをテイクアウトです。いつもの海の幸カレー、2辛、ライスを少し少な目にして、今日は初めてのポテトサラダにしてみました。ポテトサラダは普通に美味しくて丁度良いボリュームでした。これは有りかも。合計で¥1123でした。

ココイチのメニュー | カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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