川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、戻り売り方針継続。

2023/01/16

ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、続落して終えています。2手前の大陰線が新たな下げトレンド入りしており、値ごろ感からのドル買いは控える必要がありますが、127~128円台には本来は強い下値抵抗が散在するポイントであることから、このレベルでの売りも慎重に臨む必要があります。但し、127円割れで終えた場合は新たな下げエネルギーを得て124~125円台をトライする可能性が生じます。

短期トレンドは129.50超えで終えれば”ニュートラル”な状態に戻しますが、132円台を回復して終えるまでは下値リスクを残します。

ドル買いは様子見です。ドル売りは128.50-60の戻り待ちとしています。損切りは浅い場合で129.10,深い場合は短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻す129.60で撤退です。

ユーロ/ドルは小反落し、上昇一服となりましたが、調整下げの範囲内です。買いは1.0800-10で押し目買い。損切りは1.0760で一旦撤退です。売りは様子見です。1.0630以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。

ユーロ/円は続落。138.00-10、137.50-60に日足の抵抗があり、これを守っていますが、3手前の1/11の陽線が142.80-90の日足の抵抗にぶつかっており、戻り天井を確認した可能性が生じています。また、137円も割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは138.90-00で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは139.60で一旦撤退です。短期トレンドは140円台を回復して引けない限り変化しません。

ポンド/ドルは小陽線で終えています。上昇余力に欠けるものであることから、小反落の可能性があります。買いは1日様子見か1.2170-80で軽く買って1.2140で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。1.2000を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/円は続落。短期トレンドが弱い状態にあるので買いは様子見です。売りは156.70-80で戻り売り。これは東京市場で付いています。吹き値があった場合の上値余地を157.10近辺まで見て置く必要があります。損切りは157.50で一旦撤退です。158円台で終えれば下値リスクが若干後退しますが、164円超えで終えるまでは下値リスクを残します。

豪ドル/円は続落。5手前の1/9の小陽線が昨年9月に付けた98.60を基点として上値を切り下げて来たレジスタンスラインにぶつかっており、戻り天井を確認した可能性が生じています。88.00-10に強い下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は85~86円方向への一段の下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは89.40-50で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは89.90で撤退です。短期トレンドは91.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えない限り変化しません。

今日は外は雨。近場のちよだ鮨の店頭販売で本まぐろのとろ万葉巻きと白身と鰺の握りがセットになっているもをテイクアウトしました。併せて1000円ちょっと。握りも巻物もシャリは少し多めですが、魚は美味しかったです。人形町の交差点から近く便利な所にありますが、いつもは通り過ぎてしまっていました。これを食べに行こう!というのが無い日はこれも有り、ですね。

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13120691/dtlphotolst/1/smp2/

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

ブログランキング

  • にほんブログ村 為替ブログへ

最新の記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし

アーカイブス

無料会員募集中