川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、底打ち、反転の動き。

2023/01/05

ドル円は続伸。下ヒゲがやや長く値幅も大きい陽線で終えており、前日に付けた129.52で一旦底打ち、反転の可能性が高くなっています。一方で、昨年10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れから上抜けてはいません。中期トレンドがまだ弱いく下値リスクを残した状態にあるので、買いは引き付ける必要があります。

136.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて越週すれば下値リスクが後退、逆に130.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、130円を割り込んで終えた場合は”ドル弱気”の流れに戻して一段の下落に繋がり易くなります。

買いは131.30-40の押し目待ちとしています。損切りは下値リスクが点灯する130.40で撤退です。ドル売りは損切りが付いたので様子見です。

ユーロ/ドルは小反発。1.0540-50の下値抵抗を守っていますが、上昇エネルギーの強いものではないので、大幅続伸にも繋がり難いと見られます。買いは1.0540-50の押し目を再度買い狙い。損切りは1.0490で撤退です。売りは様子見か1.0650-60で戻り売り。損切りは1.0710で撤退です。1.0500を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ユーロ/円は高値圏で引ける大陽線で切り返しています。140円台に実体を乗せており、短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻しましたが、12/16に付けた146.60を戻り高値として上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、反落の可能性にも注意が必要です。買いは1日様子見か139.00-10まで引きつけて。損切りは138.40で撤退です。売りは損切りが付いたので1日様子見か、141.10-20まで引きつけて軽く売り向かい。損切りは141.50で浅めに撤退です。142.80超えで越週すれば下値リスクがやや後退、逆に138.00以下で終えた場合は”弱気”の流れに戻します。

ポンド/ドルは小陽線で切り返しましたが、トレンドは弱いままです。買いは様子見です。売りは1.2110-20で戻り売り。損切りは1.2160で撤退です。1.2150超えで終えれば”ニュートラル”な状態に戻します。さらに1.2200超えで終えれば短期トレンドが”強気”に変化します。逆に1.1900割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

ポンド/円は高値圏で引ける大陽線が出ており、前日に付けた155.36で底打ちした可能性が高くなっています。一方で、中期トレンドがまだ弱く165.50超えで越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは158.50-60以下の押し目待ちとしています。損切りは157.90で撤退です。売りは1日様子見です。

豪ドル/円は大陽線で切り返しており、短期トレンドを”ニュートラル”な状態に戻しています。一旦底打ちした可能性が高いと見ますが、中期トレンドがまだ弱く、下値リスクを残しているので、買いは89.30-40の押し目待ちとしています。損切りは88.90で撤退です。売りは様子見か91.80-90の吹き値があれば売り狙い、損切りは92.30で撤退です。88.00を割り込んで終えない限り、押しは一旦買い場と見ます。

昨日はお正月明けでランチタイムはどのお店も普段より多くの人が並んでいました。お正月のお節にも飽きたところで、私もラーメンが食べたくなり、佐々舟へと出かけましたが、12:30を少し過ぎたころでも、お店の前にはまだ並ぶ人が見えました。お店の前に到着した時に、ちょうど前に並んでいた3人が脱落して抜けたので、並んだのはあと一人だけ。ほどなく入店出来てラッキーでした。お目当ての味噌チャーシュー麺を久しぶりに食べて大満足。ラーメンて時々無性に食べたくなりますよね。

らーめん 佐々舟 – 人形町/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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